リツエアクベバ

satomies’s diary

帰国に際して

昨日実家で、オーストラリアの姉とSkypeで話した。姉がキリキリしていた。

夫や夫のきょうだいたちが姉に対して「なぜ日本に帰らない?母親が心配ではないのか」と殊更に言ってくると。

日本の感染者数は高止まりだ、姉が住むパースからは日本への直行便は無い。シンガポール経由になる。電車の乗り換えとは訳が違う。経由地に数時間は滞在する。帰国時の検査が陰性でも、そのあとに発症する可能性だってある。母は高齢だ、うつすことになりかねない。先日、姉の息子が濃厚接触者になり、発症した。濃厚接触者といっても、長時間でもなく、距離が近かったわけでもないのに。ワクチンは3回の接種は終わっていたのに。と、姉が言う。

母は、ずっと「来なくていい」と言い続けている。無理をしているわけではなく、母には母の日常がある。そして、母の日常が動いているということは、心配して飛行機に乗る必要は今は無いと。

姉の夫は男ばかりの四人兄弟で。母親は数年前に亡くなったのだが、息子息子孫孫来て来ての方だったと。それはそれでひとんちのことなのでよいのだが。要は「母親とはそういうもの」で、「来なくていいなんて、我慢しているだけにちがいない」「がんばってひとりでいる母親のところに行かないなんて」ということになるらしい。

姉は帰国すると、自分がいるうちにと思うらしく。朝早くから家を片付ける。とにかくどんどん捨ててしまうので、母が悲鳴をあげる。あそこがどうの、もっとこれがどうのと口うるさい。気をつけろ、耳が遠い、記憶が弱い、転んだらどうするとかいろいろうるさい。
つまり、母は、姉が来られないことに「羽を伸ばしている」ところがある。
わたしはわたしで、姉が来て。すっ飛んで行かないと淋しがるので面倒くさい。あれやこれやと、実家の「今ダメなところの改善」とか言われるのが面倒くさい。

とか、ダラダラ母子が、コロナを理由にもう少しダラダラしていたいところは、正直あるなあとは思う。コロナも心配だけど。

そしてやっぱり、わたしはまだまだ「海外から帰国の人」に会いたくない。コロナ感染者はいいとか悪いとかではなく、身近な社会に影響を与えてしまう。わたしは「バツ1」なので、リスクを伴う機会は避けたい。

母が。少し前に90歳まであと一年だと、年を取ることに急に非常にナーバスになり。こりゃ困ったなと少々身構えもしたが、とっとと復活した。今は強気で楽しく日常。

とりあえず、オーストラリアから日本に来るのに。以前よりラクになったらしい。ちょっと前は宿泊施設にまず滞在とか、公共の交通機関で移動しちゃダメとかあった。のが、変わったと。
すぐの帰国は無いらしいが現時点でのリンクメモ。

在オーストラリア日本国大使館「日本に入国する際に必要な措置について」

www.au.emb-japan.go.jp

オーストラリアのコロナウィルス最新情報(2022年4月10日更新)

https://www.traveldonkey.jp/blog/australia/6891www.traveldonkey.jp

イギリスの影響

www.bbc.com

オーストラリア在住だが、姉の夫はイギリス人で。イギリスの規制撤廃も、コロナがどーのとかよくね?モードに影響を与えているらしい。