リツエアクベバ

satomies’s diary

ウールのセーター

3月になり、例年より暖かい日が続き。真冬の服をしまいたい。いや、出番が無かった服の処分を考えたい。と思って冬の服を点検する。

ウールのセーターって、着る? 出番ってある?と思う。ヒートテックが出現する前の服の立場がだんだん無くなっていく。
だいたい室内はどこも暖かいし、外もダウン着てれば暖かいし、真冬中の真冬というのはほんのいっときだ。

とは言いつつ、なかなか処分ができず。また丁寧にしまってしまった。

手編みのオイルウールのセーターはざっくりとした太い毛糸で、風も通さない。着る機会などないが、もはや貴重な品物すぎて捨てられない。これはオーストラリアの露店で買った。もう30年以上前に購入したものなのに、傷みもしていないし、色もきれい。

形状がスタイリッシュなセーターは、母の友人からお古でいただいた。着道楽の方なので、いかにもお高そうではある。昔、ヒートテックなどない時代に一時期よく着ていた。今は「暖かすぎて」出番がない。着る機会は何年もないが、捨てられない。形見になってしまったから。

やれやれだ。つまらない服を処分すればいいや、と思う。着もしない服をまたしまう。なんかコレクションみたいだなあと思う。