リツエアクベバ

satomies’s diary

ドアホンのリコール

1997年の12月に、横浜に転居した。この時に設置したドアホンは、外にピンポンがあり、室内に電話の受話器があるようなものだった。つまりカメラは無い。

当時、訪問者にインターホンだけで応答する家は少なかった。舅が「あれはイヤなものだ」と言ったので、舅が来たらイヤだろうなと思って使うこともなかった。出にくい時にたまに使うこともあったが、ほとんど使っていなかった。ピンポンと鳴れば出る、そんなものだった。

気づいたら、インターホンがきかなくなっていた。元々飾りのような受話器が、本当にただの飾りになった。舅も死んでしまったし、カメラがあってもいい。ただ、たいして使いもしないから高くなくていいやとも思っていた。

ホームセンターに安いものがあり。ワイヤレスで工事も要らない。これでいいやと思って買った。1万円くらいだったと思う。購入は2020年の秋あたり。

ワイヤレステレビドアホン VL-SGD10L 商品概要 | ファクス/電話機 | Panasonic

そこそこ使えていたのだが。それでも、画像を確認するくらいで、やっぱりピンポンと鳴ればインターホンを使わずにそのまま出ていた。

最近、画像が映らないなあと思っていた。無線の「接続中」の状態が流れ、出た方が早いとそのまま出ていた。
今日、ちゃんと確認しようと。そうしたら、モニター機能が不能になっていた。以前はふつうに使えていたのに、壊れたのかなと。録画分を確認したら、2021年分から録画が更新されていなかった。確認しなかったので気づいてなかった。壊れたのはここ二ヶ月のことらしい。

あれー。保証期間は過ぎているが、こんなに簡単に壊れるものかねえと思った。amazonで買う中国製品ならともかく、日本で製造していない製品だとしてもパナソニック製品だ。なんか設定とかあるのかねえと、ダメ元でカスタマーサービスに電話してみることにした。

自動応答のアナウンスに従って、ドアホンの担当者につながる。型番を言うと、向こうから問題の状態について質問される。それから、機器のバッテリーを外して製造番号を教えてくれと。そのあとまた、しばらく待たされる。なんかこっちから現状を説明したりとか、そういう展開ではなく。型番言ったときから、なんか向こうがバタバタしていたような感じだった。

そして、説明された。この機器のこの製造番号のものは部品に不具合があり、リコール対象なのだそうだ。
専用の電話番号を教えられ、明後日以降にそちらに連絡するようにとのこと。無償修理がされるという話。

電話を切ってから、ネット上での情報を調べる。

商品情報詳細|リコール情報サイト|消費者庁

へー、と思う。ファンヒーターのリコール情報は見たことがあるが、ドアホンあたりでもあるんだなと思う。はい、壊れましたーと買い替えるところだったなと思う。

価格コムの商品レビューには、特にそんな不具合の話は出ない。製品の「一部」だったのだなと思う。

価格.com - パナソニック VL-SGD10L レビュー評価・評判