2021-09-12 一周忌 日記 舅の一周忌が終わった。法要のお経が流れる中、わたしが四月に死んでいたら、こうやって家族はわたしを送ったのだなと。そんなことを考えていた。生きるということは、送るということだ。人はいつか、不在を日常にし、前を向いて歩いていく。祭壇にあがった花を持ち帰る。お墓に飾り、仏壇に飾り。それからわたしが欲しい分を持ち帰った。部屋に百合が香り、今まで送ってきた人たちを思う。