リツエアクベバ

satomies’s diary

一周忌

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舅の一周忌が終わった。

法要のお経が流れる中、わたしが四月に死んでいたら、こうやって家族はわたしを送ったのだなと。そんなことを考えていた。

生きるということは、送るということだ。人はいつか、不在を日常にし、前を向いて歩いていく。

祭壇にあがった花を持ち帰る。お墓に飾り、仏壇に飾り。それからわたしが欲しい分を持ち帰った。

部屋に百合が香り、今まで送ってきた人たちを思う。