リツエアクベバ

satomies’s diary

母と電話と鮭

昨日、なかなか会えない母と電話で話す。割と久しぶり。

オーストラリアの姉が、週に二回Skypeで話すそうだ。そんなにしょっちゅう話すことなんてないと母が言っていて。そうかそうだよなと思う。安否確認みたいなもので、姉任せになっていて。
そんなこんなで久しぶりに話すと、母もいろいろ止まらない。

体も頭も元気だが、聴力はけっこう落ちた。文脈理解で補われる部分はあり、話題転換に耳が弱い。

例えば「電気がさ」みたいなことで言えば「え?なに」から始まって、何度か「げんき」とか「てんし」みたいなことになる。そんなときはどんどん言い換えていく。「電気がさ」「え?なに」「あかりだよ」「ぴかぴか」「夜つける」「電気」。だいたいこれで間に合う。どれかが聞こえればつながっていく。

母が「魚がうまい魚屋」の話をする。ちょっと遠目の商店街なのだが、そこの切り身の鮭は他とは段違いに美味い。「土曜の午後に電話したんだよ」と言うと「鮭を買いに行っていた」と言う。ああ、あそこの鮭は美味いよね。

そんな会話をしていたものだから、昨日の買い物で鮭の西京漬を買った。
今日焼いたのだが、美味しいけれどまあこんなものかというところだった。
夫に「母が買いに行く魚屋の鮭がやっぱり美味い」と言うと、「そりゃ新潟の人が美味いと言う鮭は美味いだろう」と。そうなんだよね、新潟の鮭は美味い。お取り寄せしようかな。