リツエアクベバ

satomies’s diary

横浜市長選

おらたちの村は金がねえ。子どもたちにもそれなりのことはしてやりてえし、これからじいさまばあさまたちにも金がかかる。

そこでどうだろう、村にパチンコ屋はどうだという話がある。パチンコ屋に人がたくさん来るだろう。店も出すし、そこで人は金を使う。村には金が入る。子どもたちにも、じいさまばあさまにもちゃんとしてやれる。

いやだいやだ、パチンコ屋にずるずると来続けるような奴にろくな奴はいねえ。そんな奴がうろつく村になるのはおれはいやだ。

そんな、人をだめにするようなものを作って、その人がおちぶれていく金をありがたがるのはねえ。

とかいう話なんでしょうかね、横浜市のカジノ誘致。周囲に聞くと、横浜生まれ横浜育ちの人はたいがいいい顔はしないですね。
ただ、横浜市の財政逼迫も深刻な現実ではある。

toyokeizai.net

横浜市長選、現職がIR誘致を進める中で、反対派との攻防になるのかと思ったら、現職以外反対派ばかりの選挙になった。
IRを進めたい総理は横浜市選出の議員で、その子分的な候補が「反対」を掲げた妙な選挙でもあった。

現職以外の反対派たちの公約は、金がかかるものが多く。金が入るものを反対して「おじさんのいうことを聞いたらこんなにいいものを買ってあげる」とか、うさんくせーよなと思う。それで逼迫した財政の横浜市をやっていけるのか。

結局、開票まもなく結果は出た。金より、パチンコ屋より、疫病退散。今の村より、国の親分不信。そっちに人の心が動いたように思う。

さて。新しい人はどんなふうに動いてくれるものか。仕事には異動がつきもの。現職市長も長くなったのでそろそろ代わりどきだったのかもねと思う。