今日、処分したもの
結婚するとき、家を出るとき、わたしの世代は「家の押し入れを漁れば」なんとかなる人は多かった。「家にいただきものの食器だのなんだの」があるうちが多かったから。冠婚葬祭の付き合いが今より多く、引き出物の類が多かったのかと思う。
そうやって家から持ち出したものの残骸を始末する。
なんかウイスキーの水割りを作るセットみたいなやつが、前に家にあったっぽい。氷入れるやつとかそんなの。たぶんそれは割と早くに処分したのだろう。氷をつかむトングとマドラーが残っていた。なんか金色。氷なんかつかまないからいらない。氷は冷蔵庫の勝手に氷の引き出しからグラスに入れるものだ、今は。
マドラーもいらんと思ったのだが。飲み物でかき回さなきゃならんものをかき回すときに、いつも箸を一本とってぐるぐるする。マドラーあるならすぐ使えるところにおいて一軍にすりゃいいだろうと思った。ので、残す。
角砂糖トングと紅茶を入れてギューってするやつも、たぶんセット。なんか金色。昭和のギフトで流行ったのか？金色。角砂糖なんかもう使わん。スティックの砂糖は大発明だね。
紅茶を入れてギューってするやつは、美味しいお紅茶淹れましょ淹れましょと、ずいぶん前に時々使った。ただあれ、茶葉を捨てるのめんどくさいのよね。高そうだから取っておいたんだろうが、いつ使ったかもう忘れたくらい出番がないし。あと、茶葉つかうのはわたしはガラスの急須が好きなのでそれがあればもういらない。
ステンレスのティーポットも全然出番は無いのだが。これは仲のいい友人の結婚式の引き出物なので処分しない。
なんか以前はよく見たように思うが「ステンレスのティーポット」で出てこないので画像で探す。
あったあった、これだこれ。
いただきもののカトラリーをしまっておいたものを出す。なんか安いスプーンとフォークをがさっと処分する。
小鉢のセット。10年出番がないのだからいらない。前に使ったことはあったが、情けないことに同じサイズの「ヤマザキ春のパン祭り」食器の方が頻繁に出番がある。こちらの方が軽く、扱いやすい。使ってないのに場所を取っているので処分。これは夫の実家の押し入れにあった、たぶんなんかの引き出物。
徳利とお猪口のセット。「日本酒は720mlの瓶で冷酒派」と、わたしたち夫婦の嗜好が固まったのでこれはもういらん。
古い湯呑みはいらない。和室でお客にお茶などという文化は消えつつあるので蓋付き湯呑みと急須の仰々しいセットごと、本当は処分したいのだが。義妹の結婚式の引き出物なのでこれは処分できない。しかしこのセットは一度も使ったことがない。
モロゾフのガラスのプリンカップ！なんでこれ捨てられずにとっておいてしまうのだろう、いらんわ。
ガラスのプリンカップといえば、マーロウだろう。こちらはとても出番がある。ゼリーやムースを作るのに使ったり、計量カップに使ったり。あとこれでお茶を飲む時もある、これは好き。もっと欲しいがプリン自体が高くてなかなか手が出ない。
