リツエアクベバ

satomies’s diary

帰る

息子が帰った。

自分の子どもが「家を出る」ということになって、「帰る」の言葉が複雑になる。

荷物が多いので、シーツパッドを一枚しか持たせなかった。暑い季節になったので洗い替えがいる。
「こちらの家に戻る」ことの連絡の行き来のLINEで「シーツパッドを持ち帰って」と入れた。
ちょっと考えて「持ってこなくていいからね、こっちからそっちに帰るときに一枚持っていって」。

このややこしさの中で、息子が実家という言葉を使う。子どもが大人の靴を履いているようでおかしいのだが、バレないように平気な顔で聞いている。