リツエアクベバ

satomies’s diary

発症三日目

4月4日発症なので、今日は三日目か。

4月4日日曜日

朝起きる時に、ものすごく「起きたくねー」感があった。怠さといえばいいのか。自分が病気になった自覚がないから「起きたくねーなー」くらい。

朝食を準備して家族と食べる。肩がバリバリに凝ってて、揉みながら食べる。牛乳がなんか鉄っぼい味がする。

「なんか風邪ひいたみたい」と言う。体調落ち目感がある。「熱、はかっとこー」的に検温。36.9度にマジか!とビビる。今、平熱より高い体温のヤツは社会的に影響がある。
「なんか怖いから寝るわ」と言って、寝室にこもる。
夕方寝室を出て夕食を作る。この日はとんかつ。そこそこ食べられる。

食後もリビングでごろごろする。娘がべったりくっついてきて、いちゃいちゃする。

体温計を持ち歩き、頻繁に計る。36.9とか37.2とか。

就寝、悪寒がひどい。ああこれは熱が上がると思う。昼間寝過ぎたのか寝付きが悪く、しかも熟睡できない。
3時に起き上がって検温。ゾクゾクの体感で予想は38度超えを予測。37.9にあれ?と思う。

4月5日月曜日

確実な発熱でとにかく、いろいろもうだめだと思う。今のご時世、熱があるヤツは社会的にやばい。娘の通所を休ませてわたしはパートを休む。
「今日PCR検査を受けなければ」と思う。熱があるが、検査陰性という社会的パスポートをゲットしなければならない。

コロナのはずはない、と思っていた。無責任なことも無謀なこともしていない。これでかかってたらやばいだろ、というくらい無縁だと思っていた。

ただ(変だな)とは思っていた。風邪にしては諸症状が無さすぎる。熱が出る風邪にありがちな喉の痛みもない。熱が出ているのは確かで、どこかにガンでもあるのか、とか、不気味さはあった。

自費の検査ができるクリニックが近くにあった。発熱外来での受診、検査になるが、自費の検査ができるからか「結果が今日中に出る」ということだったので、そこに予約を入れ検査を受けた。

屋外テントでの診察。保険証はわたしが手のひらにのせて、それを先方が写真に撮る。検査は無料だが受診や薬の処方の支払いはPayPay。徹底してる。唾液の検査だったのだが、特に説明もなく容器を渡される。ひとことで言ってめちゃくちゃ感じ悪かった。

11時30分予約の検査で、結果は今日中に出るとのこと。落ち着かない。部屋の掃除をしたりする。

16時過ぎに「陽性」との連絡がくる。マジかと愕然とする。まず娘の事業所に電話を入れて所長と話す。話している間に保健所から電話がくる。

  • 症状の確認
  • 宿泊療養を希望するか
  • 家族の確認
  • 家族全員の連絡先の確認
  • 「自宅療養のしおり」をよく読むように
  • LINEの「療養サポート」を登録するように
  • 明日、保健師からまた連絡が入るのでよろしく

LINE登録

登録が完了しました。

今後、毎日1回(8時~9時頃)健康 状態をお聞きしますので、ご回答ください。
(ご回答がない場合、お電話させていただきます。)

なお、神奈川県では、最新の学術研究による科学的根拠に基づき、発病日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合、PCR検査を行わずに療養終了としています(厚生労働省通知も同旨の療養終了を認めています)。

夕食

娘の事業所、保健所からの長い電話、気づいたら家電の子機のバッテリーがやばかった。

わたしが食事を作っていいのだろうかと思いながら、作る。暖かい煮麺。味見を頼み、配膳を頼む。自分はひとくちくらいしか食べられない。

ひたすら寒い

「入浴は最後に」と言われて最後に入る。あまり長いこと出てこないので、夫が様子をみにくる。
とにかく、ひたすら寒い。風呂で体を温め続ける。その甲斐あってか、前日よりよく眠れる。