今日まで悩んだこと、ふたつ。
横浜市福祉特別乗車券
1200円を支払い、交付を受ける。横浜市内の路線バス、市営地下鉄などの乗車ができる。
10月から次年度の九月末日までが有効期間。8月に申請書類が送付され、郵便局に持って行って1200円を支払い、交付を受ける。
去年の8月に郵送された申請書類を、そのままにしていた。3月31日が納付期限と書いてある。
今日、わたしは支払いをしなかった。
娘は通所に路線バスを利用、以前はこの福祉乗車券を毎日使っていた。
去年の3月から往復とも事業所の送迎を利用することにした。公共の交通機関を使うリスクを避けることにしたから。
事業所の送迎車、自家用車、以外の交通機関を娘はもうずっと使っていない。
今後、路線バスを使う日は来るんだろうか。少なくとも、今年の九月末日まではそんな日は来ないだろうという結論になった。
ちなみにこの乗車券。申請すると一人あたり5万くらいの金額が、福祉予算から交通局に動くそうだ。以前は無償配布だったが一部負担金が決まったのは「使う人と使わない人の線引きができる」ということだった。
1200円の負担金。バスを何回か使えばあっという間に元がとれる。その「何回か」の機会があるかどうかを考えてしまう。このコロナ禍。
日本ダウン症協会
生後まもなく入会した。以前は全国の会員の名簿が、連絡先明記で配布された。転居のときに近隣の会員の方に連絡し、学校事情を教えてもらった。
今は名簿配布など、ありえない。
インターネットなどない時代、たくさんの情報を会報から入手した。都内在住時に参加していた地域の親の会が日本ダウン症協会の支部となり、親しい人が理事になったりとても身近な存在だった。
転居をし、支部会員ではなくなった。情報は様々な媒体から入手できるようになった。悲しいことに理事を担った親しい人は、ご病気で亡くなった。
もうずいぶん経った。
「退会する場合は3月31日までに。それ以後の退会は年度の会費が発生します」
もういいかな、と。今年は退会しようかな、と。
結局、退会の連絡をせずに3月31日が終わる。日本ダウン症協会を支える一端でいようかという、今回の結論。