リツエアクベバ

satomies’s diary

3.11

あの地震から10年が経ったのかと思う。

去年からドラマ「監察医 朝顔」を観ていて。頻繁にあの地震の話が出てきて、いろいろなことを思い出す。
ここ数日のテレビでは、あの日から10年経った「大人になったあの日の子ども」の姿の紹介を何度か見た。年数とともに成長していく姿は心を打つ。

しかし、あの日。10年後に世界が新しい病気にかき回されるとは思いもつかなかっただろうなと思う。

テレビで何度も映し出される光景を見ながら、「通信があの日と今は全然ちがうな」と思う。

あの日の揺れで強く記憶に残っていること。今まで経験したことがない揺れに恐れ慄いていたのだが。
「揺れが長かったから、遠くでとてつもない大地震が起きていると思った」という友人の言葉に、とても驚かされた。阪神大震災のときに少し離れた場所にいて。その時の体感で、3.11の東京の揺れの中「これは遠くでとてつもない大地震が」と思ったのだという。

日本が大きな地震に地面だけではなく揺らされて。経験と知識と知恵をつけていく。
起きないはずがない関東の大地震を想定して、備蓄するものをまた、考えていく。