リツエアクベバ

satomies’s diary

家族の「今」

去年の春の緊急事態宣言から、息子がずっとテレワークになっている。

夫のテレワークは、1月から少しずつ始まった。交通事故の退院が12月24日で、通勤がしばらく難しい「足」ということになり。年末にばたばたとテレワークの準備が進み、そして1月。

この二人が、8時30分には部屋に入り12時に出てきて昼飯を食べ。6時過ぎにそれぞれのタイミングで出てくる。そして6時30分には家族で夕食を食べる。

1月も後半になり。こうした生活がすっかりうちの日常になった。娘は夕方には通所先から帰宅する。

初老の夫婦にアラサーの子ども二人。こうした年齢層の四人家族が、毎日6時30分に家族揃って夕食というのは、ううんなんかちょっとヤバいような気がする。

娘の「先」は、グループホームのチョイスあたりなんだろうが。まだいいじゃないかとも思うところで、コロナ禍では危なくて出せたものではない。実際、障害者の生活施設での感染の話はよく耳にする。

息子の「先」としては。家を出る計画を実現させようとしていた時期からのコロナ禍で、完全に出鼻をくじかれてしまったようで。中途半端な気持ちになっている本人は、どうしたものかと思っているらしい。

そんな状況ではあるのだが。最近、まあこれもよいかなと思う。このくらい子どもが大きくなれば、子どもとの食事は季節イベントのようなものだと思う。
そんな季節イベントのようなものが、もう毎日だぜと。それはなんか期限付きのしあわせかもしれないなあとか、思ってきた。

今日は金曜日。金曜日だから夕食でビールを飲んだ。土日の夕食は酒は何を飲もうか、飯は何にしようか。
そうやって、家族の「今」を満喫する。