リツエアクベバ

satomies’s diary

元旦

目が覚めると、オーストラリアの姉からワッツアップ。「あけましておめでとう」。

「おはよう。ごめん、うちは喪中だ」と返す。新年一発目からプライドへし折るのが面倒くさかったので、速攻コロナに話題を転換する。
まあ、昨日の数字に驚きはするが、結局は庶民は庶民として気をつけて暮らすだけの話。

鎖国状態のオーストラリアから、日本の母を心配する。これは当然のことだと思う。
世の中は普通に回っているから、感染流れ弾はあちこちにあると思う。通勤通学は、接する人間の数が多い。家族内感染も増えている。
だからさ。一人暮らしは最強かもよ、と姉に言う。感染リスクは低いんじゃないかな。

ベッドの中からぬるぬると姉と文字会話をし、さてとと起き上がる。まだ家族は寝ているので、今のうちにと母に電話をする。

そのうち、夫と娘が起きて雑煮の支度をする。喪中だけれど餅は食おうと。姑のときにどうしたのか忘れたが、餅は食べたような気もする。義妹のところにも雑煮を持っていく。

家事をしながらiPadを開き、NHKプラスで昨日の紅白を見る。演出だの演歌だのを容赦なく吹っ飛ばす。あのつまらなさをリアルタイムで見るのが大晦日かもなと思う。

紅白の嵐を見ながら、今年の正月もそれ以降も、ババ嵐をもう見ることはないのかと思うとさみしいねと思う。
それでもわたしは、嵐の中では大野くんが一番好きなので手を振って見送る。