リツエアクベバ

satomies’s diary

 仲良し

4日間続いた舅の点滴が終了。誤嚥性肺炎のなりかけということで、痰の吸引やら点滴やら。一回数時間の点滴は看護師さんが針を入れ、終了すると家族が後処理をする。それが4日間。今日、看護師さんが状態を医師に報告して、医師が点滴続行か終了か決めることになっていた。

水曜日のお昼に痰の絡まる音がして、訪問看護の事業所に連絡。訪問医療の医師が診察。毎日の点滴。と、毎日訪問者がある数日だった。看護師さんは毎日違う人が来た。

看護師さんはみな、iPad Proを抱えてくる。記録をし、何らかを確認し。と、手帳型のケースを開く。今日の看護師さんは赤いミッフィのケースだった。

「あ、ミッフィちゃんだ」とわたしが言うと、「皆さんみんなケースがかわいい」と義妹が言う。看護師さんが「おしゃれできるわけじゃないから、みんなこういうところで凝る」と笑う。

舅の傍らで看護師さんが仕事をし。邪魔にならないようにしつつわたしと義妹がなんだかんだなんだかんだと話していたら、今日の看護師さんが「仲いいですねえ」と言った。前に別の看護師さんに「わたしは彼女のおにいさんの奥さん」と説明したとき、「え?あ、義理?」とぼそっとつぶやいた。血縁はないよ、義理だけど義理でいるわけじゃない。意志だ。それでもって仲はいい。

舅は病気としては持ち直したようだけれど、明らかに命の火が弱くなっている。胸がざわざわする。