リツエアクベバ

satomies’s diary

自分はかからない

テレビの街頭インタビューで「自分はかからないと思っているのでだいじょうぶです」と言う人がいる。たいがいは若者で、本人どう思っているか知らないが、たいていなんとなく愚かな人の代表的な扱いで出てくる。

わたしの母は、元気な後期高齢者なのだが。思っているんだそうだ、自分はかからないと。だから別にマスクなんかしなくても平気だと思うが、マスクをしていないと他者から睨まれそうだから仕方なくするんだそうだ。

ちょっと前に「新聞に布マスクは効果がないって書いてあった。不織布のも、かなりしっかりつけないとたいして効果がないって」と言ってた。わたしは不安がらせないように丁寧に説明した。医療用マスクほどの効果があるものを一般人がしているわけじゃない。誰が無症状の感染者かわからない。だからみんなが飛沫を飛ばさないようにしようという相互扶助みたいなものだ。

いや、そうじゃなくて。どうせ効果ないならしたくないんだけど。ということだったらしい。

その根拠のない自信はどこから来るんだと。わからないと言う。でもあたしはかからないと思うと。
母は、インフルエンザの罹患経験がない。それも関係あるのかしら。

とりあえず無茶なことはせずに、おうち中心に生活しているのでいいのだけれど。鬱々とされるよりいいかとは思う。