リツエアクベバ

satomies’s diary

怖いのは

お盆に行かないと、両親の郷里の方々に連絡したのだが。

みなさん口々に「世田谷区」というワードを出される。東京が大変だというときに、何度も何度も「世田谷区」という言葉が報道に出た。その威力たるやすごい。母が住む「世田谷区」、母はヤバい土地からの人間ということになる。

新潟県の感染者が累計何人なのか、よく知らない。ひとり出たときに印象にあったが、もうよくわからない。

ただ、帰省した学生さんが感染していたこと、郵便局の職員に感染者が出たこと。というニュースには記憶がある。

今回、いろいろ思ったのは。この学生さんのこと、郵便局の人のこと。みなさんよく知っている。郵便局の人は居住の町にいられなくなり、転居を余儀なくされたそうで。しかし転居の地でも、「感染者だった人」を背負って生きなければならない話。

母と話す。東京、大阪、北海道、とその周辺。このあたりとそれ以外は意識の違いがあるんじゃないかと漠然と思っていたねえと。
しかし、夜出かける人は激減していて、お祭りや地域イベントは軒並み中止なのだそうだ。

感染自体より、「感染者」になること。こちらの方が怖いのかもしれないと思った。それはたしかにそうだ。3月のはじめに息子が熱を出し、咳がひどかったときに。「感染者」になったらまあ、そのニュースはどこからともなく地元を走るのだろうなと思った。

神奈川は落ち着いてきたが、終わりじゃない。東京もここのところの数字がヤバい。まあ慎重に暮らすのに越したことはないね。