リツエアクベバ

satomies’s diary

街の風景

小学生の登下校の姿を見るようになった。
今日は幼稚園バスを見た。高齢者のデイケアの送迎車を見た。

世の中が動き出しているんだなと思う。

ふつうの人のふつうの暮らしの、ふつうの生活の動線に、コロナウイルスが見えなくなってきたのかな。

母が、近所の面倒くさい人間関係の話を愚痴る。「玄関先を掃くだけで、すぐ現れて近寄ってぐずぐずといつまでも話しかけられてかなわない」。

咳き込んでごらん、と返す。あーごめんなさいと言いながら、咳き込んでごらん。たぶん一歩下がると思うよ。

それからふたりでたくさん咳き込んで笑う。実際そんな嘘咳をしてみせるかとか関係ない。笑い飛ばして気持ちの出口を作ってみるコロナネタ。