リツエアクベバ

satomies’s diary

シュパット

義妹がわたしに誕生日のプレゼントを買うのだと言う。買うのだと言うのだが、買い物に行けるわけではない。わたしに欲しいものを聞いて、わたしがそれをネットで注文するのだと言う。なんだか5千円だかと言い出す。

いや。義妹の誕生日は2月で。わたしはバレンタイン商戦のお菓子をあげた。わたしは千円くらいのお菓子をあげただけだ。それだって介護が始まった生活の中で、なんか甘いもん食わせたかっただけだ。なんも気にしなくていい、気持ちだけもらう。

とかなんとか、もう押し問答。

よし!と。ふたりでシュパットを買うことにした。あげっこ。ねえねえ、どの柄にする?どうしよう。きゃっきゃ。

今日、シュパットがふたつ届く。ふたつ入った包みを封を切らずに持って、実家に走っていく。

ちょっと遅れたけどお誕生日おめでとう!はい!
ちょっと早いけどお誕生日おめでとう!はい!
わー、きゃー。
あけよう、あけよう。わあ、こうやって広げるんだ。お買い物、お買い物。さあ、しまわなきゃ。シュパット!

もうおばはんふたりが大はしゃぎ。不安ばかりの毎日だし、どこへも行けないし。でも、なんか楽しい嬉しいのよ、新しい「袋」。楽しいねえ、こんなことでも楽しいねえ、ときゃっきゃする。

www.shupatto.com