リツエアクベバ

satomies’s diary

じわじわ

四月第4週に入った。

緊急事態宣言が出た翌日から、息子はずっと家にいる。9時から18時までオンラインで会社とつながっている。家から出る「身支度」が面倒なようで、家から出ていない。

「今、街に出たら驚くよ」

どこもかしこも、店には透明なびらびらが下がってる。お金を入れるトレイが店と客の間を行き来する。レジ前には、人と人が距離を保てるための線が足元にある。マイバスケットに品物を入れてくれないレジも増えた。

こうしたコロナ対策は日に日にどんどん進んだ。ふと思うんだけれど。緊急事態宣言が明けるのは5月だなんだと言ってはいるが。こうした「店の感染対策」が取り外せる日が5月中にあるとか、実は誰も思っちゃいないだろう。

じわじわと。現実を思い知らされていく。なのに週末の江ノ島は観光客がたくさんいたそうだ。ふざけるな、神奈川に入ってくるな、と、思う。不安は余裕をなくすね。

もう腹をくくるしかない。娘に「どすこい」と言ってみる。「どすこい」と返してくれる。まあなんとかやっていこう。