リツエアクベバ

satomies’s diary

春の嵐

雨風強く、台風みたいな日だった。豪雨の音が響き、強風のうなりが聞こえてきた。木がわさわさと揺れた。向こうの家に行きたいのに。数軒先の実家に行くのにずぶ濡れになりそうだった。雨風が弱まるのをじっと待ってた。

昨日、姉からワッツアップでねえねえと呼びかけられた。オーストラリアより日本は大変になってきたね。気をつけてねと。春に二週間ほど帰国するはずがかなわず。10月頃の飛行機のチケットを取るんだと言っていたが「年内、日本には帰れそうにない」とさみしそうだった。年に一度や二度帰国する。慣れた行き来が遮断されるのはきついものだろうなと思う。

ああ。ひどい強風の数軒先など甘えたものだ、と急に思った。レインコートを着込んで玄関を出たら雨は止んでた。そんなもんか。道が風で飛んだもので汚れてた。