リツエアクベバ

satomies’s diary

どきどき

知的障害がある娘は、自分の思いを全部伝えられるほどの言語能力は無い。いつもいつも、代弁者としての役割を他者から要求されるが、正直わからないことも多い。
当たり前のようにわたしがわかることを要求する人には、(あなたの母親があなたの思いを、さもわかったようにペラペラしゃべってたらどう思う?)などと聞いてみたい。言ったことはないが。

娘の顔を見ていてよく思うこと。よく?いや時々?わからない。でもなんとなく、思うことがある。
「わたしはあなたの信頼に値してますか?」
「あなたの主たる支援者にはなっていますが、わたしでだいじょうぶですか?」

どうもね。わたしは評価を甘くしてもらっているようで、自信が無いね。甘やかしてもらっているような感じがする。

なんだかんだと、他愛もないやりとりを繰り返しながら。許容されるような、包容されるような笑顔を見ると。時々、ふと。どきどきする。