リツエアクベバ

satomies’s diary

夏本番と猫の夢

暑い夏が始まった。もわもわと空気が熱い。そういえば夏ってこういうものだった。去年はとっくにこんな感じに慣れてる時期だ。
雨ばかりの7月で感覚がどこかずれてる。これからずっとこんな空気を外にもっている生活が始まるかと思うとうんざりする。

猫が。
と、また猫のことを考える。
不調が始まったとき、この夏は超えられないかもと言われた。
確かに無理だったと思う。朝から冷房で室温をコントロールして気が気じゃない生活をしながら、悲しむ日を迎えることになっただろう。
逝く日は時期としてちょうどよかったんだろう。

猫が。
また猫の夢を見た。
うちに2匹、当たり前のように猫がいた。
1匹は昔実家で飼っていたキジ猫のぺーちゃん。この子はもう死んで20年くらい経つ。夢の中ではのそっと中年期くらいの感じだった。
いやぷっちゃんだのぺーちゃんだの、そういうことじゃない。ぷっちゃんは息子がつけた名前だし、ぺーちゃんは姉がつけた。ぺーちゃんの正しい名前は「パトリシア・ぺピータ」だ。バカバカしいから「ぺーちゃん」になった。
もう1匹は白茶トラの子猫だった。子猫らしくむやみにいろんなものとじゃれて転げ回っていた。

はて。この子はなんでうちにいるんだっけ。
考えても考えても、この白茶トラの子猫のストーリーがさっぱりわからなかった。
この子はなんでうちにいるんだっけ。

目が覚めてもずっと考えてた。
この子はなんでうちにいるんだっけ。

いや、いねーし。
と、気付くのに時間がかかった。
いつかこの白茶トラの猫と出会うのかな。