わたしの元にやってきたiPhone XR。名前をつけてやらなくては。あれこれ考えて「リー」になった。理由なんてない、そんなもんだ。強いて言えば「R」からリー。
今まで使っていた5sは「凹太」。ぼこた。凹太はヤフオクで落札。一年くらい使われたものということで、サブ機になっていたのでバッテリーの劣化がほとんど無いということだった。凹太は写真がたくさんあがっていた。派手に落とした傷があったから。下部に小さな、でもけっこう目立つ傷があった。
そのために安く、またそれでも落札者が現れないで長く出品されていたものだった。
凹太を落札したのは、出会いですね。確かにバッテリーの状態は良かった。iOSをどんどん上げて、とても大事に使ってた。そして当然まだ使う。Wi-Fi環境下で仲良くしようと思っている。
思っているが。なにしろリーとむっちゃ仲良し状態なので、凹太の出番が無い。凹太に申し訳ない思いがあって、時々凹太を手に取る。手にとって眺める。命を見るようにバッテリーの残量を見る。使わないとこんなにバッテリーは減らないのかと思う。
リーは顔認証で開く。顔認証ってすごいなと思う。便利すぎる、ぱっとロックが解除される。
最初に顔を認識させるとき。顔認証の「顔」というのは、ロック外れりゃいいわけな「顔」だから、ものすごく気を抜いた顔がいいんだろうと思った。認識させるのに、自分史上最悪なブサイク面を自分が認識するのはなかなかの苦行だった。
おかげでロックはぱっと外れる。素晴らしい。