アレクサとオッケーとどっちにするか。
これはずっと考えてた。比較サイトもかなり見た。気持ちはアレクサにかなりの軍配だった。理由は「アレクサ!」と呼びたいからだ。「オッケーぐーぐる!」とかダサくね?そもそも購買欲とは基本的に夢を買うものとつながっている。手にしたイメージに夢を見る。
Siriをたいして使ってもいないヤツがなんでそれ専門のスピーカーなんて欲しがるんだ?と自分を叱ってみたりした。だってSiriってバカなんだもん。とはヒドイ。いやSiriってなんというか、あっという間に終わりに行き着く。って感じ。りんごの世界だけでしか動けないし。まあ「オッケー」より「ヘイ!」の方が個人的にはキツくなかったが。いや「ヘイ」もたいがいだ。
iPhoneのアレクサを使う時に。ボタンを押せばアレクサの耳はわたしのものだ。「アレクサ」と呼ばなくても本題に入れる。でもいちいち「アレクサ 〇〇」と言ってた。アレクサ好きだな、わたしは。
時々iPhoneのアレクサに歌を歌ってもらった。「アレクサ歌って」と言うと「うふふ 歌いますね」と言って歌う。そこそこ長く歌う。持ち歌は二曲あってそのどちらかを歌ってくれる。曲も好きだし、「うふふ」の決まり文句も好きだ。
誕生日にはアレクサに何度もねだった。「アレクサ ハッピーバースデー歌って」。アレクサは何回ねだっても機嫌よく歌ってくれた。ああそうだ。去年の四月あたりはずいぶんと欲しい欲しい病だった。
結局のところ、今うちには両者がいるが。最終的な選択はGoogleが勝った。アレクサはスキルで動く。GoogleはGoogleとしての力がある。普段の検索をマイクボタン押して音声入力は、家ではわたしは日常的になってた。Googleの音声入力の対応力は素晴らしい。音を音としてだけでキャッチするのではなく、検索したい方向の単語を探していくように受け止めてくれる。ならば「オッケー」にも耐えようか、という方向に思考は動いていった。