リツエアクベバ

satomies’s diary

新しいおもちゃ

amazonでDash Buttonという商品が発売されたというニュースはいつだったか。欲しくて欲しくてひとつ買った。夫が笑った。

Dash Button システマ

小さなボタンをAmazonのアプリで設定をして、ボタンを押すとあらかじめ設定した商品が発注される。たいしたもんでもない。歯磨き粉を買いにいけないほど生活に不便はしてない。しかもドラッグストアより少し高い。でも、このおもちゃが欲しかったんだ。きゃーきゃー言いながら設定をして、きゃーきゃー言いながら発注する。よそ様は知らんが、うちではそこそこ馬鹿みたいだ。宅配業者さんに迷惑をかけているような気もする。だから、他に注文したいものとタイミングを合わせたりする。要するにそんなによいものともすごい便利とも思わない。買い物にいちいちガソリン代がかかる国で作ったシステムだろうと思う。
まあ要するにそういうもんだ。そしてわたしはそういうもんが好きなんだ。おもちゃなんだ、要するに。おもちゃだといえば、安いおもちゃだ。というところで、わたしが欲しくて欲しくて身をよじり、注文し、設定をして、うきうきしながら歯磨き粉を買う。夫は笑ってそれを見ていた。二個セットでくるからそんなに「ボタンを押す」セレモニーはしょっちゅうこない。ボタンを押すのがうれしくて仕方がない。おもちゃだから。遊ぶタイミングが限られたおもちゃだから。
この週末、AmazonでDash Buttonのセールがあった。通常ひとつ500円。設定した商品を注文するときにこの500円が差し引かれるので注文さえすればこの小さなボタンの価格は無料だ。その前提で、今回のセールはひとつ100円。そして設定した商品を注文すると通常どおり500円が差し引かれる。つまり商品を価格から400円安く買えるということになる。
もともと欲しいおもちゃだ。さあ買っていいよ、お得だお得だと言われるとムズムズする。どれにしよっかなー。どれにしよっかなー。やたらに選んで3つ決めた。届いた、うれしい。絵柄のついたクリアファイルにくっつけて家具に固定した。うれしい。いちいち眺めてる、うれしい。ああうれしい。