リツエアクベバ

satomies’s diary

機器いろいろ

東京から横浜に転居して19年になりました。夫の実家の近くに家を建てたのだけれど。ガスはプロパン。そしてテレビのアンテナはとっても高く建てないとマズいんだとかで、新築時からケーブルテレビを導入しました。それから2年くらいして、そのケーブルテレビの会社がインターネット接続を開始した。で、ネット接続をISDNからケーブル接続に変更。当時、時間接続がまだ主流だったから「つなぎっぱ」に移行が扉があいた感じがしてとてもうれしかった。
テレビがあるリビングにケーブル回線、デスクトップパソコンやらFAXやらがある部屋にインターネット回線。という別部屋体制でしたが。昨日、ケーブル会社が工事にきて、両方ともリビングに。テレビとその子機的にタブレットを使うためには同部屋がいいんだそうだ。ケーブル会社の機器がいろいろ古くなったり変わったりで契約を変えるついでに機器を全部新しくしてもらった。
デスクトップパソコンはまだまだ現役使用のVISTA。インターネットの大半の利用をiPhoneだのタブレットだのがもっていった現在、デスクトップパソコンは年賀状作成やら、娘のなんやかんやの事務処理やら、CDの取り込みやら、DVD焼きやらがもっぱらの「お仕事」。このパソコン、無線LANが内蔵されていない。さてどうするかということで、無線LANの子機をとりつけた。ああ、快適に動く。と、デスクトップパソコンをいじりたくてはてダにログインしてつらつら。
このパソコンの中身は、かなりの「みさえの押入れ」状態で大変なことになっている。断捨離が必要。しかしこの15年くらいの間に機器の発展がとんでもないことになっていて、要するに「押入れ」が一畳程度から大きな寺の本堂くらいに飛躍的に大きくなっている。外付けHDDもけっこうな年数使用になってきたので、新しいのにファイルを移そうと思っているのだけれど、中身の多さを見てげんなりする。ばしばし捨てちまえばいいのに「捨てるもの」とかいうフォルダを作ろうとする自分を叱りたい。
「押入れ」が一畳程度から大きな寺の本堂くらい。最初の外付けHDDは20ギガだった。次に160ギガにした時に「すげー」と思った。そろそろ耐用年数ヤバいかと新しく買うときに1テラとか2テラとか、すげーよね、ホント。そんなにあったらとんでもないことになると思って500ギガにしてある。移行が進まず併行使用状態だけど。
このデスクトップ。CDの取り込みも重要な仕事のひとつだった。しかし。ストリーミング時代ですな音楽も。現在のわたしの音楽状況ですが。googleに金を払わず、Appleに金を払わず、LINEに金を払わず。年間3900円で一切合切のamazonプライムにくっついてきてるサービスの「amazon music」と、「Spotify Free」。両方とも邦楽はとても層が薄い。amazon musicは古いものを見つけて懐かしむことはできる。Spotifyは、そこそこ興味があるアルバムを見つけたときに、フリーユーザーの壁にぶち当たる。アルバムを初聴きの状態で本来の曲順をぶっ壊して聴くのは創り手側に本当に失礼な行為だと思う。だからって毎月980円払うかというとそういうことではない。「これは」と思うアルバムがあったらそこでSpotifyから引き上げてtsutayaにいくということだ。
ただなんというか。ストリーミングで音楽というのは、本当は疑問がある。好きなものに対しては本当は一枚一枚「聴きます」チケットを払わなくてはいけないのではないかと思う。それが購入であるかレンタルであるかは選択ではあるけれど、やっぱり一曲一曲に対価があるべきなんではないかと思う。それが得られる側にとってだけではなく、支払う側にとっても必要なことなんではないかと思う。なんというか、定額制でいろいろ流れていくというのは、どこか感性がざらざらしていくような気がしなくもないからだ。
とは言いつつも。昨日からまた新しい音楽の聴き方が始まった。タブレットiPhoneでケーブルテレビの番組が見られる。「MUSIC ON! TV」やら「スペースシャワーTV」やらでMVがただ流れ続ける時間の視聴がとても楽しい。機器の進歩ってほんとすごい。