リツエアクベバ

satomies’s diary

今日の光景

スーパーでお買い物。店の中でぎゃんぎゃんぎゃんぎゃんと、不機嫌最高潮な女児の声がする。アレもいやーいやー、これもいやーいやー。視界に入った涙いっぱいの3歳くらいの子がいて、ああこの子かと思う。おばあちゃんらしき人がなだめてると、この子が言う「ままに抱っこしてほしいの」。おばあちゃんらしき人が言う「ママはじゅんちゃんがいるからダメよ」。
え?ダメなの?と思ってなんとなく見回すと、赤ちゃんをオンブした若いママがいた。お肉見てたママが女の子のところにやってきて、腕を広げながら言う「ちょっとだけだけど抱っこしてあげるね」。
細っこいきれいなママは、オンブに抱っこ状態になった。あら重かろう状態なんだけど、ママは特になんてことない顔でお店のものとか見てる。女の子はぴたりと静かになった。
わたしがロールパンを手にとった時に、目の前をこのママが通りすぎていった。もうオンブ抱っこ状態ではなく、女の子はママと手をつないでた。その表情はとても穏やかだった。その表情が目に入った時に、なんかさ、この子の心情の世界に引きずり込まれて、ちょっと涙出そうになった。いいなあこのママ、大好き。