リツエアクベバ

satomies’s diary

ちょっとちょっと

あのさ、ちょっと聞いてよ、おっかしいんだけど。
今日さ、息子は部活。で、練習終わって多分部室にたむろってるだろうなあくらいの時刻の時に、ちょっと用事あったんだ。で、携帯に電話入れた。
そしたらさ、出たは出たんだけど、すげーうるさいの。「なに?」とか言ってる後ろで「れろれろれろれろれろれろれろれろ」とか言ってんの、友だちが。れろれろれろれろって、なんだ?それ。

息子「(かーちゃんに)なに?」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(友達に)ウルサい! 電話聞こえない!」

これこの状況、おもしろくね?とか思って、ついやってしまって。

息子「(かーちゃんに)なに?」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(友達に)ウルサい! 電話聞こえない!」
息子「(かーちゃんに)はい、ゴメン。なに?」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」

で、息子、こわれる。

息子「なに?」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(友達に)ウルサい! 電話聞こえない!」
息子「(かーちゃんに)はい、ゴメン。なに?」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「…。(絶句)」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(かーちゃんに)ウルサい! だからなに!!」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(友達に)ウルサい! 話にならない!」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(かーちゃんに)なんなんだよ! 電話切るよ!!」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
息子「(友達に)ウルサい! オマエのせいでおかしなことになってんだぞ! マネしちゃってんじゃねーか!!」
友達「オレのせいじゃねーよ」
かーちゃん「れろれろれろれろれろれろれろれろ」
友達「れろれろれろれろれろれろれろれろ」

息子、壊れてきたんでやめてあげたんだけど。本当はやめたくなかったんだけど。用件話してる間ずっと止まない「向こうのれろれろ」を聞きながら再発しそうで困った。むむむむ、先にやめたくなかった。ま、ま、負けたくなかったぞぉぉ!!! はあ、マジ「負けた感」のやり場に困った。
で、電話した用件なんだけれど。帰宅して確認したら、息子はこっちが伝えた用件をちゃんと理解してなかった。「いや、ゴメンゴメン、理解できるような状況じゃなかったし、これはわたしが悪い。今日じゃなくてもこっちでなんとかするからスマン」と謝った。
いや、しかし。負けたくなかった。今日の敗因は「母親という立場」だったってことだろう。それさえ無かったら絶対負けなかった。と、思う。くやしい。