リツエアクベバ

satomies’s diary

わお、緊張する

今日から息子が部活の合宿へ出発、4泊5日。中学の時の部活の合宿は3泊4日、修学旅行は2泊3日。つまり今までで一番長い不在になる。緊張する、ドキドキする。いや、高一の息子の合宿なんざ、はっきり言ってどーでもいい。問題は娘。娘にとって今までで一番長い「弟」の不在。
娘にとって「弟」は、最初はかわいい赤ちゃんだった、次は「守るべき弟」だった。それからというか、息子が「姉の障害」をはっきり認識し始めた頃は「うるさく教育してくるウザイヤツ」だった。
今は…。娘がどう思ってるのかなんてわたしには正確になんてわからん。ただわかっているのは、娘は「弟」に「なついてる」って感じになってきていること。「優しい姉」だった娘は、今は「弟」に駄々こねて甘えたりする。「弟」が不在の時に、どこに行ったのかと聞くことが増えた。
「土曜日はお泊まり、日曜日もお泊まり、月曜日もお泊まり、火曜日もお泊まり。水曜日になったら帰ってくるからね」。
神妙な顔をして娘がうなづく。だいじょうぶかな、淋しがるんじゃないかな。ああドキドキする。息子が「姉の不在」をやたらに悲しんだり淋しがったりしたこともあったけれど、これは「大きくなれば姉離れの時期が来る」って安心感があったんだ。でも娘が「姉」をやめちまって「弟」に甘える日が来るなんてこと、実際予想してなかったってとこかもしれない。
「あのさ、帰りのサービスエリアのとこで、ちぃちゃんにキティちゃんのハンカチを買ってきてくれないか? あの、どこのお土産屋でもたいてい売ってるタオルハンカチ。ちぃちゃん、アンタがいなくて多分淋しがると思うんだ。帰ってきたときにお土産渡してくれれば喜ぶと思うから」。
わかった、と息子が言う。頼むね、とわたしが言う。
いつまでも一緒に住めるわけじゃないんだから、慣れてもらわんとどうしようもない。仲がいいならいいなりに、思うことは増えるわな、とも思う。今日から5日間に緊張はするが、淋しがるだろう娘に慣れなきゃいかんのはわたしの方だろうとも思う。