リツエアクベバ

satomies’s diary

前期入試、終了

前日には合格祈願のお参りに鎌倉へ。神社を出た後は、小町通りにある天然石のお店にて「不安を取り除く」という意味と「明るい未来」という意味があるパワーストーンをお守りに購入。当日は「今日が命日」のおばあちゃんに線香上げて、お墓参りにも。もう神も仏も総動員。
面接の時刻が午後トップになり、ゆっくりと午前中を過ごして出発。自分自身を信じていっておいで。
バタンとドアが開く音がして、帰宅。おかえり。「は〜〜、緊張した〜〜」。制服の胸の内ポケットには、娘の学校の先生がくださったお守りと父親からの湯島天神のお守りと、そして小さなパワーストーンが入った小さな袋と。緊張で心臓ばくばくのときに、胸の内ポケットをなでなでしていたそうだ。
「どんな質問された?」、聞きながらメモっていく。「なんで?」「これからいろんな人に『何聞かれた?』って聞かれまくる。聞かれまくっているうちに、どんな質問をどうされたのか、どんどん記憶が曖昧になっていく。終わって最初に言ったことをメモっていくと、後で(そうだった、そうだった)って、自分も思うんだよ、そのため」と答える。
最初にこれを聞かれた、次にこれを聞かれた。ふむふむふむふむ、おおお、そうかそうか、わはは。わたしが作ってやった予想問題集は、全て当たった。ひとつもはずさなかった。最初にこれをこう聞くだろう、それにこう答えたら、その内容から次にこう突っ込んでくるだろう。この心理戦はわたしの勝ちだ。本人の気持ちを事前にまとめておいた内容を、全て言うことができたという報告。
本人はものすごく不安な顔。どうしよう、どうしよう。「どうもこうもねーよ。やるべきことは全部やった。後は運だよ」と答える。
はあ〜〜、はあ〜〜〜、と、ため息の連続に、わたしは「しめしめ」と満足顔。ここでも「なんで?」。「不安になってた方がいいんだよ。不安になってないと、アンタ、もう勉強しなくなっちゃうじゃない。後は運なんだよ。後期入試を受けなきゃならん可能性だって大きいんだもの。今日受けた人たちがみんなこのくらいのこと答えられたのなら、内申に余裕が無い分、アンタの負けだよ。その場合はまあ、しゃあないね」。
まあ、後は神のみぞ知るというとこですかね。ここでダメでも、まだチャンスはある。今日の前期入試の合否発表は一週間後。