リツエアクベバ

satomies’s diary

前期入試、二日前

息子の高校受験の前期入試、いよいよ二日前。とうとうここまで来たかと高揚感。
昨日学校で、三回目の面接練習。「回答の内容はよくまとまっている、練習している感も充分伝わる。ただもう少しはっきり話せるように」とのこと。
ほいほい、了解と答える。「絶対志望校の気持ち満載になってる回答内容。練習するときに気持ちの中で気恥ずかしさもあるだろう。わたしが今まで『はっきり』的なことを言わなかったのは、そこが理由」。
「今までこの手の機会や練習なんてことはやったことがないんだから、『はっきり』てなことは言われても具体化しにくいだろう、あのね」「口角を上げる、口を意識して横に広げる。たったこれだけで声の出方と印象は変わる。口という場所の筋肉の使い方とその声の出方を実際に自分で声に出して確認しておけ」「面接寸前に、口の筋肉のストレッチをしておけ。部活の試合で試合開始直後に緊張でうまく体が動かないのは経験済みだろう、口の筋肉でもそれは起きる」「面接はいわば短距離走、開始直後の一分一分が勝負」。「上手に話せなくてもちっともかまわない。一番大事な志望動機の部分の根っこがしっかりしてることに自信を持っていればいい。準備している内容の回答に、一分たりとも嘘も誇張も無いことに自信をもて」。
自分の気持ちをすらすらと話せるタイプの子じゃない。だから、予想される質問に対しての回答の構成は、一発目で出てくる短い答えに、相手側が興味を惹く単語を仕込んである。まず相手の興味をつかみ、そしてそのことにたいして説明していく。こうしたポイントも本人がつかんできているので、予測できない質問に対してもなんとかなるんじゃないか、と思っているのは母の欲目か。
面接の回答内容の評価点が非常に高い学校。内申に余裕が無い分のハンディは大きい。それでもまあ、「人事を尽くして天命を待つ」というとこかと。
今日は日中は塾。ここのところもうずっと、土曜日は実際の入試の時間帯を使っての予想問題に取り組んでる。朝から弁当持ち。安全圏に充分とは言えないが、安全圏と可能圏のふらふらで可能圏ははずさなくなってるから、前期で落ちても後期入試はまずだいじょうぶだろう、大きな失敗さえしなければ。それに併願の私学だっていい学校だ。第一志望の志望動機の半分は、充分かなえられる。
明日は前期入試前日、鎌倉に遊びに行く。いや神頼みに行く。娘の学校の先生が息子のために行ってくださった神社。

荏柄天神社

娘の進路、正式決定の連絡が学校から来る。進路専任の「おめでとうございます」の言葉を聞く。二人の「春」までもうあと少し。