リツエアクベバ

satomies’s diary

泣きました

冬休みが終わり、登校初日。帰宅した娘のカバンから封筒がひとつ。中には合格祈願のお守りと合格祈願の鉛筆セットが入ってました。お手紙が同封されていて、読みながら泣きました。差出人は、娘の学校の先生の中のお一人でした。
息子さんに渡してください、と。これまでいろいろと特別支援学校の行事を手伝ってくれた息子さんの受験に何かしてあげたかったと、そのお手紙には書いてありました。行事の度に、息子と話す機会が何度もあった先生でした。
ぐぐっと胸が熱くなりました。ぶわっと涙が出てきました。ぶわっと涙が出てきて、何事か?と驚いている息子に手紙を押しつけました。
息子はその手紙を読み、お守りを見て。帰宅したばかりでまだ制服を着ていた息子は、そのお守りを制服の胸ポケットに入れました。
「学校に電話、入れるよ」と言いました。お守りをくださった先生に替わっていただいて、お礼を言ってから息子に電話を替わりました。丁寧にお礼を述べながら、先生と息子はなんだかんだと話していました。
息子が先生に「替わりますか?」と言いました。「泣いちゃってるからヤだ!」と叫びましたが、受話器はわたしに渡されました。渡された受話器の向こうの先生に「くっそー、絶対仕返ししてやるからな」と言いました。
シャーペンを使うことが常態になっていた息子が、鉛筆削りを出してきました。「合格祈願」と書かれた鉛筆をガリガリと削っていました。ペンケースに丁寧にしまっていました。
子どもというものは、いろんな人に育ててもらっているのだなと思いました。とてもとてもありがたかった。