リツエアクベバ

satomies’s diary

小中学部卒業式祝辞、作ったぜ

泣かずに言えました

自分の現在進行形の気持ちを書き留めておきたかった「日記」におつきあいいただいてありがとうございました。
ブクマコメントで「スピーチよみたい」ってあったのだけれど。いやー、読んだら(こんなモンでコイツなにほざいてんだ?)と思うですよ。文字にすりゃそんなモンですよ。


 朝 昇降口 下駄箱 上履き 廊下 階段
 ガラガラガラ おはよう 朝の会
 体育 課題 作業 給食 いただきます
 総合 音楽 学活 家庭科 美術 クラブ
 教室 先生 友達 思い出 大好き


みなさんは今日、○○特別支援学校を卒業します。
でも。○○特別支援学校は、いつまでもいつまでもみなさんの学校であり続けます。
ご卒業、おめでとうございます。
新しい明日に向かって、いってらっしゃい。

ほらね、たいしたモンでもない。ちなみに高等部は二階にあって教室の扉は引き戸、羅列の教科は午前中は毎日の時間割通り。午後は日替わりで曜日順。クラブは時々。
行事にふれなかったのはあくまでも日常にこだわりたかったことと、行事自体が苦手な子がいるため。それと教科名にこだわったのは、教科の名前ひとつひとつが言語の発達に支障がある子にとって「早くから定着していく社会を表す言葉」としての要素が強いから。そしてその言葉を日常的に使う「社会」からの卒業。また、「いつまでもいつまでも」は母校の概念をわかって欲しかったこと。
簡単な言葉に詰め物はたくさんで、自分が一番その詰め物がわかってるから自分の胸に来過ぎた、ってことはあるとも思う。でもまあ、届ける送り手が詰め物をわかっていなきゃこんな簡単な言葉で届けられないので、そのあたりが難しいとこだったと思う。
でもって、来週の小中学部の祝辞が突然できた。(文字で読んでもたいしたもんでもないよぉ)って思った途端に「そうか!」と舞い降りた。もっともっと「文字で読んでもたいしたことないもの」という祝辞ができた。小中学部の卒業生の集中を出だしにぱっとつかんで最後に贈り物を届ける。コレが構成。けっこう練習が必要。