リツエアクベバ

satomies’s diary

「椿姫 彩菜」本でもういっちょ

「わたし、男子校出身です。」2008年11月14日更新分

読後、いろんな検索かけていろんな人の感想を読む読む。かわいいとか性同一性障害とか当事者がどう思うかとかあの人は恵まれてるからうんぬんとかなんとかかんとかと、ふむふむ。
その中で、おお、と思ったもの。

私、トイレネタとかシモネタとかブログで散々書いてるし、「蒼ちゃんもぶっちゃけ過ぎー」って思ってる読者さんたちも多いと思うけど。実は自分の内面とか全然ぶっちゃけてない。1ナノもさらけってない。
そういうのが苦手だってこともあるけど、自分は自分しかわからないって思い込んでるところあるから。
でも彩菜ちゃんすげー!やっちゃったよ。ここまで書いちゃったか。
どんな内容かはもう読んでもらうしかないんだけど。

あと、11月14日更新分入れるときに失敗したなあと思ったこと。書籍詳細にアマゾンのアフィリリンク使ったけど。リンクすべきはこっちだった。その理由はこっちは目次詳細がすぐわかるから。その目次に出てくる「ママ」という単語の数の多さだって、この本に流れているものってのがすぐにわかる。

わたし、男子校出身です。 :椿姫 彩菜 | ポプラ社

この書籍で「ママ」以外の感想では。男子校出身ということで、コミュニティの中で「同性」を経験してない思春期というところ。男子校の中で「たった一人の女の子」ということを認められて守られてる。これはある意味「特異な経験」ということで、そりゃ卒業後の社会はつらかっただろうなあと思った。
また、男子校という中で「女の子」を認められて守られていたという経験があったということで、やっとこの書籍のタイトルを理解するという感じ。このタイトルは人目を惹くキャッチなのではなく、彼女の思春期のアイデンティティの拠り所みたいなものなのだな、と。
っつーことで、下記に関して「そういう印象をもってたけど、ごめんなさい」ってのを入れておきます。

男子校出身という言葉を、なんかこう簡単に人の興味を惹こうとするキーワードみたいな印象も持ってた。