リツエアクベバ

satomies’s diary

講師メモ

講演に行って、と書いた昨日の日記。それからつらつらと考えていて。思い出すまま、講師として素敵だった方メモ。(素敵だった方はまだたくさんいらして、続けるかも。いや未定)。

茂木俊彦

茂木俊彦 - Wikipedia

茂木先生の講演は二度出席。いろいろな意味での指針をいただいたと思う。

  • 「子どもは遊びによって育つ」「遊びに必要なのは結果ではない」「遊びに結果を持たせようとするとそれは遊びではなくなり、労働になる」
  • 家庭でできることとは、本人の発達のチャンスをつぶさないこと。それだけでいい。しかしそれは実はとても難しい。
  • 知的障害児に教科教育が必要なのは、生きる喜びを教えるためである。

清水寛氏

【きょうされん戦後60周年特別企画】講演と映画のつどい/講師紹介

清水先生の講演に参加したのは、まだ息子が生まれる前。中学の障害児学級の生活訓練室(和室)が会場だった。
娘が歩くか歩かないかの頃だった。娘がハイハイで寄っていって、先生のそばで自分の靴下をすっと引っ張って脱いだ。そうしたら、ご自身もすっと自分の靴下を脱ぎ、振り回して遊んでくださった。
まだ埼玉大学で教鞭をとっていらっしゃる頃で、その授業に母親たちの無料での聴講をさせてくださっているのだとのことだった。いいなあ、埼玉大学は遠いなあと思ってた。
知的障害児の教科教育の必要性、障害児教育の中での教育の問題の現状。そんなことをお話しされながら、母親たちに話すときにはいつもこの本を読むのだと、一冊の本を出して朗読された。楽しそうに楽しそうに、くっくっくとご本人が笑いながら。
その朗読は全然上手じゃないの、時々何言ってるかよくわからないの。一人で笑ってなんか楽しそうで、その楽しそうな朗読はなかなか忘れられるものじゃない。

虔十公園林-宮沢賢治/電子図書館

知的障害をもつ(と、推測される)虔十(けんじゅう)と、虔十が作った公園林の話。(文中の「1丈」は約 3.03 メートル)。