リツエアクベバ

satomies’s diary

新番組と松野明美

このところ番宣で松野明美が出てくるのをよく見る。水曜夜ヘキサゴンの裏にTBSがシリアスな人間探求モノをぶつけてきたその初回スペシャルに、松野明美とそのご次男をもってくるというもの。
画面にこのご次男の映像が出てくると、「わあかわいい」と即座に反応してしまうのは、やっぱり自分ダウン症児のかーちゃんだから。小さい子に自分の子どもの小さかった頃を重ねることはよくあることだけれど、特徴的な動きや容貌は、その感情に拍車をかける。
しかしその映像の中で、酸素を送る管が鼻に入っているものを見ると、(ああ心臓の合併症が大変だったんだな)と、しんとした気持ちにもさせられる。
でもさあ、なんかねえ、と思ってしまうところが少し。テレビ的には「いい題材」だったんだろうなあと。ダウン症、重い心臓病の合併。要は「『たったひとつのたからもの』は視聴率が取れる」「あの有名人にも実は『たったひとつのたからもの』」的な大人の計算を感じちゃったりもするわけで。これでヘキサゴンに対抗できるぞ的なとこ。
でもまあ、日本ダウン症協会熊本支部の様子が出てくるとか、このご次男がきっかけで東京から熊本に引き上げられたこととか、地域と密着する姿という取材に興味があるのもまた本当のところではありまして。見るかな。
しかしヘキサゴンの方が見たくてねえ、ってとこがまた自分のホンネでありまして。録画で両方視聴ということになると思うけれど、ヘキサゴンの方が自分にとってはわ〜いってとこが、まあ自分平和な生活をしてるってことだあなあ。アルバムは予約しちゃったしね。