リツエアクベバ

satomies’s diary

ストリートビューあれこれ

ストリートビューに関しての文章で、コレ、おもしろかったですよ。

グーグルにNO!と言えるニッポン - アンカテ

この方の行動で、こういう形になっていったことはとても大きいとも思う。

いやどうだのこうだのってことを、こういう形にしていくことは意義があるんではないかと思った。
さて、元になっているエントリ。このエントリのはてなブックマークのコメントが賛否両論になってるところがとても興味深い。

いや実際「否」と思うかもしれない大半の層は、実際にこの機能にふれていないってこともあると思う。大体実家がばっちりとものすごく鮮明に写ってはいるのだけれど、わたし自身この実家の住人である70代両親にこの機能を説明できる自信は無いもんね。機能自体を理解できなきゃ是も非も無いんだけど。
まあ一番自信が無いのは「で、ここまで写真として入り込むこの機能のメリットはなんなんだ?」と聞かれることに対しての説明。だってわたしだってわからんもん。住宅街の路地にネット上に写真を表示するためのカメラが入ることの目的。多分、ということでいえば、Googleは地図上の世田谷区というところに青い線を網羅させたかったんだろうくらいのこと。
なんてとこで、今日は実は姉の誕生日でありまして。「お誕生日おめでとう」などと朝から日本とオーストラリアとでメールをやりとりしてまして。
おおそういえば、と、わたしと姉とに思い出のある場所の写真をGoogleマップからピックアップして画像保存して添付で送った。地図の場所はここだよ、とリンクと共に。小さかったときのあの場所は40年も経ったらこんな風になってたよ、と。
そうしたら返信としてきたものは、「友人の日本からのメールで日本のGoogleマップストリートビュー機能が付いたのを聞いたよ。同じ日にオーストラリアの地図もストリートビューが付いたという説明といっしょにね。ウチも表示されてるよ」と。

Googleマップの「ストリートビュー」に日本の街路写真 - ITmedia News
Googleは8月4日、Googleマップで街路写真を見られる「ストリートビュー」機能に、日本とオーストラリアの街路写真を加えたことを明らかにした。

あら、ホントだわ。で、まあその後、姉の家をネット上で眺めたりしていたんだけど。
さあて、ここで比較してみたい。
 
左は実家の近所、右は姉の現在の住居の近所。
左は車一台がやっと通る道幅。駐車場のある家は見えるけれど、車の所有率がものすごく低かった時にすでにできあがっていた住宅地。通りに名があるわけでもないただの路地。景色から実際の生活空間まで距離なんてものはほとんど無い状態の写真。
右は。まあそんな意味で言えば比較にはなりませんね。パースなんだけどね。
単に「コッチの近所、アッチの近所」程度に出てきた写真だけれど。だから「恣意的に差があるのをもってきた」と言われれば言われてしまうようなもんだけれど。でもさ、なんかこういう「状況の差」が歴然としてるとこで「日本という国の都会の住環境の事情」というものはあるんじゃないかなあ、とも思うな、ストリートビュー。延々と続く平地でゆったり土地って国の文化をそのまま持ち込むには、ちょびっと無理があるようにも思うかな。