リツエアクベバ

satomies’s diary

PTA定期総会

娘の特別支援学校の「PTA定期総会」という、まあ年度当初の一大イベント本日終了。ばったばたと学校へ行きまくって準備した一山が終わる。
準備する方にとっては、作業山ほどの一大イベントではあるのだけどね。初めて子どもが小学校に入ったときに、ごく普通に出席票を出して、まあ当たり前のように行ってみたら、出席してる人はその年の役員になった人ばかり。なんらかの役員になってない人が行くのはちょいとみっともないものなのか、とも正直思った。議事はすんなり進行していき、会計関係で質問が出たりすると(それは役員ビビらせですか?)みたいなムードがあって。ああ学校のPTAの定期総会なんぞというものはそんなものなのかな、って思ったのが元々の最初。
それから。小学校で常任委員会の役員になったり委員長になったり、そして娘の特別支援学校で常任委員会の副委員長になったりしながら。定期総会というもの、その内容にもうちょっと具体的にふむふむするようになった。去年は司会進行を仰せつかって、親分たちが次々に準備していくものに関して、へいへいへいへいと、とにかく自分にミスが無いようにと。そんな感じだったなあと思う。
今年、自分が親分になってみたらば。なんだそういうことだったのかと、逆にひとつ余裕をもって見られるとこが出たのは、自分にとっては収穫。要するに。前年度の活動報告やら、今年度の活動計画やら、前年度の決算報告やら、今年度の予算計画やら。それは全部大きく言えば「ねえ、行きたくなる学校作ろうよ」ってことなんだなあと。
もちろん正確にやらなきゃならんことは正確にやらなきゃならんのだけれど。ミスだの失敗だのがもしもあっても、それは誰かを傷つけることであってはならんのだろうなあと。だって基本は「ねえ、行きたくなる学校作ろうよ」ってことなんだから。例えばどこかにミスがあったとしても、それは「あの人があんな失敗した」とかどうのとかってことじゃなく、「この件のこのことは、もっといい方法があるのではないか」とかっていう、そういうスタートってことなんだろうな、って。
去年の秋に「次年度の親分、やってくれよ」推薦が来たときには。副ならいいが親分は困るよと、それなりにじたばたと次年度役員を引っ張り出す委員さんを困らせたりもしたんだけど。やってくれよ、ってので、正直ほいほいと二つ返事で受けるポジションではないけれど。でも「やらせてやるよ」って言ってもらったと考えると、そりゃ収穫はでかいよなと。いや絶対でっかい収穫は拾ってやろう、なんてことも思ったりするなあと。
そういうでかい収穫を考えれば。総会後にわざわざ「ちょっと」と呼びつけられて、「アンタのスーツはスカートの裾から裏地が数ミリ見えていた」って鼻で笑いながら言われちゃったよなんてことは、ざざっと滝のように流してしまいたい。瞬間(オメーの化粧は粉ふいてるぜ?)なんて思った自分自身の人間の小ささも、滝のようにざざっと流してしまえと思う。