リツエアクベバ

satomies’s diary

「コーキーとともに」その1

タイトルの「その1」ってのは、その先続けるのか? いやわからんけどとりあえず。原題「Life Goes On」、NHK放送時のタイトル「コーキーとともに」という、ダウン症の男の子がいる家庭のアメリカ版ホームドラマ

観てるのはDVDソフトなんだけど、映画じゃないし海外ドラマだからカテゴリは「テレビ」でいいや。

アマゾンから届きました、アメリカ製DVDソフト。オーストラリア製DVDでリージョンフリーであることを確認したプレイヤーで無事再生を確認。
ただひとつだけ誤算があった。アマゾンの嘘つき。アマゾンには「字幕 英語」って表示があったのに英語の字幕が無かった。日本語吹き替えも日本語字幕もついてないことがわかっていた上で、英語の字幕は頼みの綱でもあったわけで。フランス語とスペイン語の字幕でどうせいっちゅうんじゃと。いいけど。いやよくないけど。でも仕方ないからまあいいけど。
って〜ことで、今日は第二話の途中まで観ました。会話の詳細はほぼちんぷんかんぷんで画面にかじりつき。以前観たのでストーリーはだいたいわかっているとはいえ、細かいとこはわすれてるんだし。

第一話/邦題「新しい学校」。

コーキーは普通の高校に行く。妹のベッカのいる学校。学校の人となんだか両親が話してるんだけど、そんな高尚な会話の聞き取りは無理。雰囲気だけしかわからず。
イジメ? ありますよ〜。コマイのもあるが、なんつったってというのがブロンド美女。アメリカハイスクール映画で必ずと言っていいくらい登場する派手目の女の子。この子が目の前にくるとコーキーはどっきんこどっきんこクラクラ妄想炸裂常態になるんだけど、このブロンド美女は巧妙に微笑みつつ、やるこたやるわな。
このドラマ、妹役の役名「ベッカ」の存在感が大きい。容姿にコンプレックスをもったおチビさんのメガネちゃん。このベッカがコーキーを利用したブロンド美女が許せんわけで。
男の子の取り巻きを引き連れたブロンド美女に「コーキーにあんなことしやがって」と食堂で堂々とケンカをふっかけ、そのブロンド美女が持っている料理がのったトレイを彼女に向かってばこんとやる。胸元を強調させた白いニットが盛大に汚れるすごいシーン。
このブロンド美女の彼氏である、これまたかっこよくて目立ってます役柄の男の子が彼女ほったらかしてベッカのとこに走ってくる。それでもってなんだかんだ言ってそして「My brother」がどうとかこうのとかおっしゃる。
はいはいはいはい、学校で目立ってるかっこいい男の子、実はダウン症の弟がいるわけです。そしてそれは周囲にはヒミツにしているなんていう背景アリ。

検索で出したもの紹介

「コーキーとともに」というワードで検索して、おもしろいとこ見つけた。2000年の日付がある2ちゃんねる。ちなみに↑の「かっこいい男の子」というのが↓リンクで出てくる「タイラー」です。

コーキーと共に

この↑リンクで「コーキーのファミリーって、レストラン開いてたよね。」ってのが出てくるんですが。冒頭ではコーキーのパパは建築関係のお仕事をしてらっしゃいます。たしか…、と記憶をやたらに探り出して出てくるところなんだけれど。「第8話/伝説のオオカミ」「第9話/証言台に立つ」あたりがパパの転職に関わっていたはず。ちがったかなあ。
つまり、ですね。パパがお仕事で開発しようとしている土地がインディアンの聖地であるって背景があり、そこでコーキーが伝説のオオカミを目撃するわけだ。それが事実とはっきりするならば、そこは保護する場所となり開発ができなくなる。
でも、目撃者が目撃者なんですよね。そのことによる裁判で開発したい側が「こんな知的障害者の証言なんて証言にならん」みたいなことを言うんだな。でもって仕事上、本当はコーキーの証言をねじ伏せなきゃならん立場のパパが、コーキーの証言を後押ししたことで職を追われ、レストランのオヤジになった、ってことだったと思うんだけど。
しかし難しいなあ、こんな小難しくなりそうな会話なんて絶対に聞き取れん。再放送、やって欲しいなあNHK。