リツエアクベバ

satomies’s diary

「あかいくるま」で梅を見に行く

日曜日、「あかいくるま」で大きめの公園に梅を見に行った。まだ少しずつしか咲いてなかったけどきれいだった。ついこの間、雪だなんだと言ってたようにも思うけど、春はもうすぐそこ。
夫が運転。「静かだねえ、この車」。うん、それでもってすうっと走る感じがするでしょ? あとくるっと回る。「ああ小回りよくなってるからね。運転もう慣れた?」なんつ〜か、一週間でまあやっとね、無駄な緊張しなくなってきたとこかな。
ナビに仕事やらせてみようぜ、と。遠回りするのがわかってて、新人ナビに道案内をしてもらう。おい、そっち行くのか、そらまたずいぶん遠回りだぜ、とかなんとかツッコミつつ。
もう着いたのになんでまだナビは走らせようとするんだ?ああそうか、正面入り口脇の駐車場に行きたいんだな。でもあっちの駐車場は多分混んでるし、こっちの駐車場にもう入れるよ?とかなんとかツッコミ続けながら車を停める。
広い公園を散策。正面入り口の方の駐車場が見えるところに来る。「あった〜!」と娘が叫ぶ。なになになにがあった? 娘が叫んで指さす方向には赤いキューブキュービック。言われなくてもわかったもんね、と、得意そうにその車のそばまで近づいていって。それから困ったように立ちつくしているので笑ってしまう。ちぃちゃんソレちがう。うちの「あかいくるま」じゃないよ。
それからまた別のルートを歩き、のったらくったら缶コーヒー飲んだりしながら。そして車を停めている駐車場の方向へ歩く。
山の上から見下ろした位置に駐車場が見える場所に出て。再び娘が叫ぶ「あった〜!」。今度は当たり。「赤い車は遠目でもよく見えるねえ」と夫が言う。うん、赤い車は身勝手な路駐とかも周囲の腹立ち度合いが上がりそうだよね、と返す。気を付けなきゃね。
山を下りて駐車場へ、そして車のところへ。ちぃちゃんちょっと来てご覧と手招きしてナンバープレートを見せる。びっくり偶然のおもしろナンバーは、そうか娘に覚えやすいってラッキーだったんだな、とか思う。
まあ元々、自分ちの車はまちがえない子だったけどね。セレナのときはルームミラーの背のとこに小さなカモメのぬいぐるみを付けてた。ちょうどルームミラーと同じ幅に翼を拡げたカモメ。車の進行方向に向かって翼を拡げたカモメ。遠くから車を見ると、目印としてよく見えた。
今はダッシュボードのとこにこのカモメ。ルームミラーのとこには付けられない構造だったので、座ったカモメ。上に付いてる方が飛んでるみたいだったんだけどね。このカモメ、息子が2年生のときに買ってくれたんだよ、だから多分ずっと乗ってるんだろうな。
「かわいいねえ、あかいくるま」「あかいくるま、かわいいねえ」と娘が言う。なんだかこの子はこの車がとても気に入ってるみたいだ。すごいうれしそうに連呼するのでなんだかうれしい。
車を出して。ナビはまだ、行かなかった方の駐車場のナビを止めない。あっちで曲がれとかそっちで曲がれとかやたらにうるさい。「どうしたら止められるんだ?コレ」。わかんない。目的地を設定しかまだ操作覚えてない。結局消音にして、家に帰ってから分厚いマニュアルを読む。ふむふむと操作を覚えつつ、ナビ上で動く矢印を四角い車の映像に変える。こういうとこ、さすが純正ナビだね。あはは、かわいいなあ。