リツエアクベバ

satomies’s diary

娘の学校に車で行く

朝。おはよ〜ちぃちゃん。おかあさん今日学校に用事があるから車で行くよ。「あかいくるま?」そう、あかいくるまだよ。
新しい車になってから、車で初めて行く娘の特別支援学校。駐車場に入るときに副校長が「おお、新しい車だ」と。「いい色じゃないですか」と言っていただくのだけれど、きゃ〜すごい緊張して運転してるんですよ〜と。車の乗車位置が下がって微妙に視界が違うんだもん、と。
昇降口のところで娘のクラスの先生が「校門入ってくるとこ見ましたよ『あかいくるま』。キューブキュービックですね」と。はい〜、車小さくなったのにえれ〜緊張してますよ〜、と。早く慣れろよ自分。
半日なんだかんだとPTAお仕事。娘は今日は早い下校でいっしょに帰る。娘といっしょに駐車場で車に乗り込んだところで。隣に停まってた車に乗り込もうとしていた生徒がその車のドアをすごい勢いでばんと開く。(うわああああああ)と固まって内心悲鳴。必死に隠して顔、笑顔。親御さんも先生も、ドアにキズがついたか確認してくださって「だいじょうぶみたいです、すみませんでした」と言ってくださる。確認なんぞ全くせずに涼しい顔で「だいじょうぶですから」などと答えたり。でもその内心は(おおそうだった、ここはそういう学校だったんだ)と思う。車なんてものは使うための道具だ道具。そしてそういうことが起こりうる学校に通うのは自分の娘だ。ケツの穴の小さいことは言ってられんなあと、どこか覚悟を決める。あとで思わずその箇所を丁寧に見てしまった自分がちょっとイヤ。
帰路、ちょっと遠回りして日常通る道を確認しまくる。どこ通っても思うのは、とにかくこの車、すうっとなめらか感。