リツエアクベバ

satomies’s diary

あさって納車

車屋さんから電話、土曜日に納車できるとのこと。うんあのね、土曜日は日中用事があって出たり入ったりで。だから納車は日曜日にしていただきたいんだけど。
「急がないんですか?」と聞かれて急ぎませんと答える。急ぎたくないんだ。ゆっくりやりたいことがあるんだ、土曜の夜に。
自動車保険は6月に契約。車の変更で保険屋さんと連絡を取る。いや実は。この損害保険の保険屋さん、わたしの友人で知ってる人はけっこう多い人間関係。仲良しさん。この保険屋さんはセレナを買った元ディーラーの営業。その後転職して保険屋さんになった。セレナ以前にディーラーの地域営業担当者としてこんにちはが始まりといえば始まりなんだけれど。その後わたしの大事な人間関係の一人になった。今回の新車の契約をしたときに、契約直後に彼の携帯にメール「車買ったよ!」。即返「おめでとう!」。
で、今日。今の車屋さんが「保険屋さんに登録証をFAXで送りますよ」と言うのでそうしてもらう。折り返し保険屋さんから電話「オプション50万もついてるじゃないですか。オプション付けましたねええ!!」。
あはは、ちがうの。30万のナビが今なら工事費のみで、ってそういう契約。それで30万なにがし。それからサンルーフで7万なにがしかってのでそれはサービスしてもらったの。だから実質はたいしてオプションにお金使ってないの。
「おお、サンルーフをサービスで出しましたか。それはすごい。サンルーフってのはそこでメーカー工事になるのでなかなかサービスでは出さないですよ。」「それからどんな値引き?ふむふむ、それ、頑張ってますよ、頑張ってくれてますよ。あのね、これこれこういうことでそれはこういうことで、けっこう努力してくれたと思いますよ」。
早速、車屋さんにお礼を言う。「あのね、これこれこうでこういうのはすごいって。がんばってくれたと思うって。ああそうかあ、お礼言わなきゃと思いました。ありがとうございました〜〜。」
車屋さん、ふふふと笑って「がんばりましたよ」って。「でもこの時期だからできることでもあるんですよ。5月に車検通してから、その後なんだのかんだのお金が出ていく可能性があるなら今、ってそう言った『今』ってのは、そういうことでもあったんですよ。」
おおそうかあ。現:保険屋さんも現:車屋さんも、がんばってます押しをあまりしないので、がんばってくださったことがこうやってしみじみわかる。ありがたい。
さて日曜日に納車。土曜の夜は。ひとりで最終感傷ドライブをする予定。幼稚園、小学校、病院、公的施設。3歳と6歳だった子どもたちを乗せて日常走り回ったルートを、思い出をしみじみかみしめながら最終ドライブをするんだ。
もうここんとこ、セレナを出す度に泣きそうで。運転しながら信号で止まったりするときに、すりすりすりすり車の中のあちこちをなでなで。ありがとうありがとう、11年支えてくれてありがとう。
息子に相手をしてもらいながらぶつくさと。「あのね、セレナはもう60歳くらいなの。走らせれば走れるけれど、でももう60歳だ。70歳ほどではないけれど、って感じなんだ。だから道具としてはもうお別れしなきゃね」。
新しい車と交換で思い出を差し出す。ああそういえばセレナのキャッチコピーにあった「モノより思い出」。思い出だなあ、思い出だなあ。思い出ってのは消えないんだよなあ。
写真ですか? すでに今週の木曜にピカピカに洗車して車内もきれいにして、写真をたくさん撮りました。さよならセレナ、ありがとう。
うん、キューブキュービックでまた思い出を作っていこう。