- she.netのサービスが11月30日で終了
- Shes.net
- 「2007年11月末日をもちましてShes.netの全てのサービスを終了させていただきました。長年来ご愛顧いただき誠にありがとうございました。」
- サービス終了の反響
- 「shes.net」はダイヤルアップ時代に生まれたプロバイダ
- CSK-Netとアスキー、女性向け無料インターネット接続サービスを開始(1999年11月4日)
- CSKネットワークシステム、「Shes.net」などのISP事業をUSEN関連会社に移管(2002/10/29)
- USENとライブドア、インターネットリサーチサービスを共同展開 | IBTimes : 企業(2007年02月09日)
- ユーザーにメールにて「サービス終了」の告知(2007年8月31日)
ダイヤルアップでの接続時代、プロバイダでの「接続料」と「通信料」がそれぞれ使用時間に応じて発生していて。そこで「毎日6時から22時までの間、インターネットを時間制限なしで接続料無料で利用できる」というプロバイダだったshes.net。ユーザーを女性に限定し、ユーザーからマーケティング情報を収集する代わりに、という「無料」。プロバイダへの接続料と通信料をマメに計算しながらのインターネット接続の中、雑誌で見つけて日中の接続に主として使ってた。
元々テレビで契約していた地元のケーブル会社がインターネット接続を始め、そこで常時接続状態が開始。プロバイダへの接続料が定額になった。接続無料という利点は利点として機能しなくなったけれど、2000年からサービス終了となった11月30日までメールサービスにはお世話になった。
実に頼もしいメールアドレスで、主として使ってた。最初にプロバイダと契約したときに受け取ったメールアドレスは「うちの」メールアドレスであり、わたしにとっては「初めての自分だけのメールアドレス」だった、shes.netのメールアドレス。
自分にとっての歴史も愛着もあった。終了の通知は早くに来ていたのだけれど、「アドレス変更」を周囲に伝えたのが11月30日。往生際が悪いなあ自分、と思う。
メール機能が完全に停止するには3日ほどかかるとのこと。今日はまだ動いてる。明日は止まるんだろうか。ありがとう。さよなら。