リツエアクベバ

satomies’s diary

x0000000000さんにもういっちょからむ

(追記)
某所で「合いの子って差別語では」という指摘を受けた。「合いの子 差別語」でググってみましたが、放送禁止用語にはなっているようです。
http://monoroch.net/gallery/kinshi/
ここにも書いていますが、「足して2で割った」ほどの意味です。軽率な物言いをしてしまい、深謝いたします。
野矢茂樹『大森荘蔵――哲学の見本』 - G★RDIAS

 深謝の姿勢に敬意をはらいつつ。差別用語という位置づけのエピソードに関してちょこっと。
 「あいのこ」と言えばね。わたしは「サインはV」なんですよ。

サインはV - Wikipedia
1969年版のテレビドラマはTBS系で放送。実写スポ根ドラマ(スポーツ根性ドラマ)の草分け的番組。大人から子供まで広い年齢層に熱狂的な支持を受け、平均視聴率32.3%を誇る大ヒット・ドラマとなった。

 このドラマに登場する重要な人物「ジュン・サンダース」。確か進駐軍との私生児です。頑なな性格のジュン・サンダースが心を開いていく下りは、このドラマの山ともなっていたところ。頑なな性格のルーツとなるシーンが何度も登場。「あいのこ、あいのこ」と周囲にいじめられる。そのいじめられたことから、お風呂で肌をごしごしと洗い続け「どうしてわたしの肌は洗っても洗っても黒いのか」と母親に詰め寄るシーンは、漫画でもドラマでも涙を誘う山場でした。
 あとこのドラマの頃、ハーフの芸能人には「あいのこといじめられた」エピソードは常にくっついていたようにも思います。だから「あいのこ」という言葉には、そういう差別用語としてのイメージが、わたしには割と定着しているな、と思います。
 このあたりはこんなとこでも。

混血 - Wikipedia
人間の歴史において混血という現象は常に生じてきていることであるが、日本において社会的に注目されるようになったきっかけは、戦後、連合国軍との関係から生まれて来た人々である。そして、そのようにして生まれた人々は当時「混血児」や「あいのこ」と呼ばれ、しばしば周囲から好奇の目を向けられていた。

 でもx0000000000さんの文中に出てくる「合いの子」に関しては、x0000000000さんが説明する以上の意味もニュアンスは感じませんでしたけどね。言葉の使用ってのは難しいね。