ダウン症児のファミリーイベントに行った。
ビンゴ大会があった。
賞品に、ちびまるこちゃんプリントのトイレットペーパーとクレヨンしんちゃんプリントのトイレットペーパーがあった。
20位のクレヨンしんちゃんプリントトイレットペーパー狙いだったので、ダブルリーチやトリプルリーチになっても、すぐにビンゴになりたくなかった。
「クレヨンしんちゃんトイレットペーパー狙いだぜ」と言ってたら、Kちゃん(ダウン症児小学生)が「アタシはちびまるこちゃんのが欲しい」と言った。
早々にちびまるこちゃんプリントトイレットペーパーは当たりが出て消えていったので、Kちゃん(ダウン症児小学生)に、「わ〜クレヨンしんちゃんのはまだあるもんね〜」と言った。
Kちゃん(ダウン症児小学生)は余裕で「へいきだもん」と言った。母親が「どっちが子どもかわかりゃしない」とわたしをこづいた。
クレヨンしんちゃんプリントトイレットペーパーは20位なのに、その二つ前でビンゴになってしまって、情けない声で「びんご」と言った。賞品はボックスティッシュ5個だった。
次に「ビンゴ!」と叫んだのは母親二人。ジャンケンをして19番か20番、ということになった。
母親の一人に、「クレヨンしんちゃんの方になったらコレと取っ替えてよ」と言ったら「やだ」と即答された。
もう一人をちらっと見たら、ぜ〜〜〜〜〜ったい「こんなの」と言いそうな人だったので驚喜して喜ぶ。取り替えても言わず、彼女の腕をつかみ期待いっぱいに「ジャンケン負けて!」と言ったら「わかった」と即答。万歳。
数分後、わたしの手からボックスティッシュは消え、クレヨンしんちゃんプリントトイレットペーパー12ロール入りがしっかりと。
「やだ」と即答したかーちゃんとKちゃん(ダウン症児小学生)に、12ロールのうちの一個ずつをあげた。アクション仮面が「じゅんばんをまもりましょう」って言ってるプリントのヤツだった。