リツエアクベバ

satomies’s diary

夏休みに入る

 子どもたちは夏休みに突入。でも涼しいね夏休みに入った割には、という感じ。日中ちょこっと暑い日はあったけれど、さあ海だプールだという勢いには今ひとつなりにくい涼しさ。7月に学校でプールがあった日に、その報告はいつも「寒かった」というもの。うちは今年は一度もクーラーを動かしていない。
 夏休みに映画を観に行こうね、と。息子はハリーポッターを観たがっているのだけれど。ハリーポッターはDVDでしか観たことがなく、映画館でというのを実現してやりたいところ。でもハリーポッターは娘にはどうも時間の長さもストーリー展開もきついらしい。別行動でなんとかやりくりしたいというところ。そのうち映画は友人と観にいくようになるだろう。あと少しの間、彼のためになんとかしてやらなきゃなあ、と思う。
 小学生対象の朝のテレビ番組の「おはスタ」を、息子が中学生になっても見ている朝。ここのところ番組内で「レミーのおいしいレストラン」の紹介をやっていて。キャラが出てきて番組の出演者と会話をしたり、ひとつのシーンが説明と共に何度も放映されたり。こうやって毎朝独自の形で宣伝するというのは、娘のような知的障害のある子にはけっこうありがたい。アレを観にいこうかと、そして実際観にいく機会をもつための事前学習として機能する。宣伝で出てくるどのシーンもシーン自体の動きの意味がわかりやすいのもありがたいところ。
 夏休みの宿題。作文が苦手な息子は、夏休みといえばという感じでずっと続いていた読書感想文の宿題が無いことがうれしくてたまらないらしい。無いというか、自由研究の選択課題のひとつ。
 夏休み前に配られた、夏休みの自由研究の説明のプリント。自由研究はどの教科を選んでもよく、自分が取り組む自由研究に関して、夏休み前に担当教科の教員に相談ができる。おもしろいなと思ったのが、音楽で例示されたもののひとつ。夏休み中に楽器演奏の練習をした場合、そのビデオ提出で自由研究とされる。自作曲の発表もその中に入っていて、あらこういう自由研究の発表はわたしも見てみたいなと思う。
 で、アンタは何にするの?と。苦手な社会を選ぶという。選んだテーマはひとつの国について調べてレポートを出すというもの。
 で、どこの国にするの?と聞くと、エジプトにすると言う。ほうエジプト。これはまたなかなか調べ甲斐のある国を選んだものだと思う。でもさあ…「なに?」どうせひとつの国を選ぶのなら、もっと行きやすい国選んだ方がいいじゃん。ちゃんと調べりゃ行きたくなるって。エジプトはなあ、遠いし高いぜ?などとロマンの無いことを言ったり。
 調べる資料は何使うつもり?「インターネット?」と答える。あらアンタ、そんなぱぱっとを今からやってもつまらんよ。足使って目使って、ちゃんと調べようって、そこから始めた方がいいって、アンタの年齢だったらさ、と言う。
 そして連れて行ったのは、旅行会社のパンフレットが置いてあるとこ。エジプトのツアーが載ってるパンフを探す。自由研究に使わせていただきたい旨言って、いただいてくる。ツアーは簡単なその国の特徴とみどころを教えてくれる。何をどう調べたいのかの目次のような働き。
 自由研究の切り口が決まる。エジプトにある世界遺産ナイル川周辺。そこから何をどう調べたいのか、次は本屋か図書館かと言う。ホントはその辺夏休み前に教科の先生と相談すべきところだったのだけれど、すっかりほったらかして夏休みに入ってしまったのでまあ相談にのるか、と。こうしようかと思うという話にふむふむ言いながら、かーちゃんはこそこそと検索し、役立ちそうなサイトをブクマでクリップ。
 ふむふむとエジプトツアーのパンフを見ながら、いいなあと思う。お値段もさることながら、エジプト行くような日程を組めること自体のぜいたく。完成させたらいつか行きたいと言うのかな、と思う。
 自由研究を完成させた暁にはエジプトが出てくる映画を見せたいなあと思う。ナイル殺人事件はもう古すぎるか、十戒あたり行っとくか、インディ・ジョーンズかなあ…。