リツエアクベバ

satomies’s diary

慣習とはいえど…

 中華街にて会合出席。だったんだけど。
 慣習とはいえど、わたしは「お酌」が嫌い。女性がお酌をするのがなんだとかかんだとかそういうことではない。わたしは「お酌」が嫌いだ。
 理由はただひとつ。ビールがまずくなる。宴会の席でセッティングされるような小ぶりのビヤグラスに入れたビールはくくっと飲んでこそうまい。そのくくっと飲んで、って減り具合になったら、それをお酌のタイミングと思う人が多いのが本音を言うとイヤ。中途半端に残ってるグラスにつぎ足されるビールって、おいしくないよね。だんだん二センチほどの減ったり増えたりを繰り返していく。ビールってそんな飲み方はうまくないよね。
 まずくなるのがわかってるから。だからわたしはお酌をするのもあまり気が進まない。だってまずくするじゃない、と思う。でも、しない方がマズいと思う人はどうやら多そうなので慣習には従うけど。
 あとさ。下手なつぎ方されてもうまくないんだよね、ビールって。だから自分で入れようとするとそれもウマくないわけで。手酌で、ってことになる。
 要するに。お酌という慣習が介入する場でうまいビールを飲もうとする方が無理なんだと。そうあきらめるしかないんだろうな。
 発泡酒じゃなくてビールだ、キリンクラシックだ、なんて感じでああうまいって味わえたのは、最初の二杯だけだったな。