ふむふむふむ、と読む。「中学生」とくくって、文化系もけっこうランキングに入ってくるんだなと思った。
息子が小学校のときに、クラブ活動で一番人気があったのは理科クラブ。定員があって入部は抽選だった。息子は二度目の抽選で当たって入部。実験とまとめが主で、バターを作ったり綿菓子やカルメ焼きを作ったり。ろうそくを作ったり、ペットボトルのロケットとかもあったなあと思う。なんで中学の部活にこういうのはないんだろう。運動系中心で、内申がどうのとか、ガンバリズム重視のようにも思う。運動系中心の部活って、スポーツが得意な子にはいいかもしれないけれど、そんなに得意じゃない子にはどうなんだろ、と思う。「部活」といえば、イコールでスポ根経験です、みたいなことなのかなあと思う。
ふと思い立って、あちこちの高校のサイトを閲覧、見るのはクラブ活動の紹介。文化系が一気に増える。
そうかあと思う。自分が中学のときに文化系がたくさんあったのは、私学だったからか、と。つまり通常では高校で出てくることが中学から用意されていたのか、と。
母校のサイトに行く。クラブの項を閲覧。
まあ懐かしい、ほとんどが昔もあったものばかり。漫画研究がグラフィクス部になったのか?とか、パソコン部ってのができたんだなとか。あと新聞部と写真部とワンゲル部が無くなったなあと思った。茶道と華道はクラブではなく、希望者受講。クラブ活動と両立できるように、授業とクラブの合間の一時間程度に受講できる曜日が設定されてた。
文化系は学祭が花だった。教室の展示発表に加えて、講堂は英語部の英語劇、合唱部のコーラス、器楽部の演奏、演劇部のステージ、ダンス部のステージ等、二日がかり。文芸部と漫研は自分たちが作った作品をガリ刷りでまとめたものを配る。翌週にある体育祭では運動系のクラブがそれぞれに力を見せる。そうしたことを思い出しながら、ああ私学なんだな、と思った。
中学の部活、わたしが「好きにすればあ?」モードなのは、自分が中学生だったら選びたいというものが、息子の中学には無かったってことが大きいかもしれないな、と思った。