リツエアクベバ

satomies’s diary

部活だの中学生だの

 数日前に息子の中学で、部活に関しての説明会。新中一とその保護者が説明と生徒の簡単な発表を見る。
 どこもそうなの?なんか熱血系のとこが多い。っつかそんなのばっかだ。県大会、全国大会、そういうとこに参加実績があるとこが多い。そういう育て方してこなかったからなあ、まずいなあ、入ってもついていけないんじゃないかなあ、なんぞと思う。
 義妹が「どこか部活に入れないと不良になる」って言う。思わず笑う。なんで?「時間持て余して悪い友達とつるむことになるから」。おい短絡的じゃないかと笑う、「いやうちの子に限って思考かもしれないよ」。あははそうじゃなくてさ、アイツはルールや約束にうるせー、融通きかないガキだからってのはあると思うよ、と答える。どっちにしてもこういうものは入れって強制するもんじゃないし、アイツが自分で決めればいいよと答える。
 そうやって義妹と話してるとこに息子が帰宅。「バトミントン部に入る」。ほうそうかあ。義妹が安心して笑う。わたしは息子に○○君もバトミントンなの?と聞く。「なんでわかるの?」と息子が言う。あははやっぱり。自分が行きたくてでも躊躇するものというとき、この○○君は必ず息子を誘う。ぶつぶつ言うときもあるけど、今までの経過でいく限り息子は絶対にこの子を裏切らない。
 所用で近所を歩いてるときに、中三の女の子に会う。娘の登校時のつきそいのときに、よく話しながら歩いたわたしの友達。ねえ部活入ってなかったよね、最初っから入ってなかったの?と聞く。「うん、最初っから入らなかった」。なんで?「入りたいとこがなかったのと、それと入ってもいいかなって思ってたとこに、ちょっとうまくつきあえない子が入ったからああダメだって思った」。ふうん、そうかあ。
 中学のときって、まあいろいろある時期だと思うからね人間関係。そういうこと考えずに入りたいとこ入るって選択もあるとは思うけど、そこまでしなくたってって選択もアリだと思うよ。ちぃちゃんの上の学年の子たちでもさ、中学入ってから(ええ?この子がこの子を???)ってトラブルあったもの。
 「そうなんだ〜」と答える。わたしが知ってる子っていえば、学年隔てても全く未知の人間ではないのを知っていて、それは誰?とは聞かない。賢い子だなと思う。そんなこと聞き出したってたいして意味もないし、わたしが答えないだろうってことも知ってるんだな、とか思う。
 「あのさあ」なに?「学校いっしょに行く友達、変わったんだ」。ああ、チェンジね、そんなこともあるさ、そんな時期だもんと言うと、ちょっとほっとしたような顔で笑う。いろいろがんばってんだな、とか思う。
 それよりさあ、聞いてよ聞いて聞いて。「なに?」アイツがさあ、声変わってきたよ。「おおおお、中学入ったんだねえ」。だよ〜、まだ安定してないけどね、もうちょっとしたら多分完全に変わると思う。くすくす笑う、だんだんあははと笑う、二人で。わたしもこの子も(あのチビがねえ)とか思ってる。地域で育つ子どもたち。