リツエアクベバ

satomies’s diary

オヤジ化とかなんとか

 春休みが終わって、なんやらかんやらと動き始めていて、あらgooほったらかしだ。カイパパ本シリーズはそろそろまとめに入りたくて、まとめに入るのにアレもってきてコレもってきて、ってのがあるんだけど、中途半端にやりたくなくて、それが故にちょい放置。元々書き出すと早いので、突然アップするかも。
 実はですが。先日カイパパが夢の中に出てきた。カイパパ通信や本に出してるカイパパ写真がおにいちゃんお父さんっぽくってかわいいんだけど、夢の中の現実はえっれーオヤジクサくて(なんだオヤジかよ…)と思いながら、その感想を必死で隠してるような変な夢だった。
 その原因とは。多分加齢臭なんてことをここんとこ考えていたからかもしれない、と。YouTube藤岡藤巻見ていて、彼らのCDが聞きたくて、TSUTAYAをのぞきに行こうかと思いながら行けてなくて。そこからオヤジ化なんてのをふと考えてて。なにしろわたしは彼らの若い頃の、信じられないようなバカっぷりを知っているからで。YouTubeで見られるコレ歌ってる人間たちが、若いときはめっちゃくちゃなバカ騒ぎしてたなんてこと、でも時は過ぎ去るんだ。過ぎ去る時の中で「今」を歌って遊ぶ彼らは好きだ。しかし藤岡藤巻のオヤジソングを見ていると、ふと彼らよりはもちょっと年齢が下の、自分の年齢の人間のオヤジ化なんてことを考えてしまうわけで。
 ダウン症児親ですがらみの友人のダンナでえっれ〜若いのがいて、でも年齢はしっかり食ってるんだけどって人で。見かけは一応それなりにかっこいいんだけど、いやあの年齢じゃかなりかっこいいに入るとは思うんだけど。でもわたしと二人でしゃべってると二人で相手のバカっぷりテンションに火をつけあってしまって、どうも起爆スイッチがお互いに作用するようで、双方ともに手がつけられないくらいテンション最大になって周囲は引くぞって相手なんだけど。でもニョーボが言うには、感覚も見かけも若くても彼は加齢臭が始まってるゾと笑うわけで。枕カバーがやたらに臭いと。このダンナ、まあ仮にオヤジ少年としよう、コイツがわたしより一個か二個だかなんだか年は若いはずで、正確なとこは忘れたけど。
 年がちょびっと離れてるニョーボが加齢臭を笑うってのを見ながら聞きながら、わたし自身は自分の同世代の人間がクサくなってることが実はショックだったり。そんなショック抱えて、自分より年が上である夫にべたべたとひっついて鼻をくんくんくんくんするんだけどちっとも臭くない。そういや舅も(そこまで身体的接触はしないけど)臭くない。体質なのか、その体質は遺伝するのかとか。
 ふと、去年の夏のダウン症児イベントの夏のバーベキューのワンシーンなんてのを思い出して。海に近いとこの公園で毎年やってるイベントで。そこでおととし、わたしが通りすがりのある水着姿の男性を見つけて、↑のオヤジ少年に「ねえねえねえねえ」と言ったわけだ。あの人すっごいいい体してる、あの筋肉すっげ〜すっげ〜と。
 このときには言わなかったけど実はオレはプライドが傷ついていたのだと、オヤジ少年は言う。イベントに参加するきょうだい児の小学生を、この公園の近くの海に連れてってくれたりするこのオヤジ少年も、このイベントの中で何度も「脱いでる」と。オレのこのすばらしい筋肉もオマエの視界の中に入っていたではないかと。だからオマエのあの「ねえねえ」はオレにはそれなりに屈辱だったので、実はあの後鍛えたのだと。鍛えてオマエに「ざまーみろばかやろー」と言いたかったと。でも悲しいかな鍛えても無理があったのだ、オレの年齢ではすでに、と。そうかあ、それは悪かったなあ、でもダメってことを知ってしまったのか悲しいなあ、なんてこと。で、ニョーボが言うようにクサいのか?ああクサいんだよ、そうかあ、とかなんとか。
 ええいくっそー、負けるもんか。
 っつ〜とこで、夢に変なオヤジで登場してきたカイパパがトラックバックを送ってきた。カイパパのブログから見られる個性ってのは、頭が柔軟で思考が素直だと思う。きっと年食っても夢に出てきたようなあのような(どんなだ…)オヤジにはならないはずだろう。と、変なフォローを入れておく。